コーヌ=クール=シュル=ロワール()は、フランスのブルゴーニュ=フランシュ=コンテ地域圏、ニエーヴル県に属するコミューン。一般的にコーヌ(Cosne)と略される。1973年1月1日の合併で現在の名称になった。2007年の「花のまちコンクール」で賞を受賞した。県の北東部、ロワール川とノアン川との合流部に位置する。県内第二の人口を有する。首都パリとは高速A77号、国道7号、モレ=ヴァヌー=レ=サブロン=リヨン=ペラシュ線によってつながっている。第二次世界大戦以前はサン=タマン=アン=ピュイゼーとの間に蒸気機関車が走り、サン=タマン=アン=ピュイゼーでつくられた陶器などがサン=ヴェランやサン=ルーなどの農村地帯を通り輸送された。このうち、サン=ヴェランの駅舎は現在も観光名所となっている。先史時代には村落があった。ガリアの時代には「合流部」という意味の“Condate”と呼ばれた。その後、コーヌの地は対立の十字路となり、百年戦争や数々の宗教戦争に巻き込まれてきた。17世紀から製鉄やロワール川を使った水上輸送で発展し始めた。ラ・ショーザドのピエール・バボーは王立海軍附属の施設として製鉄所を建設し、「ラ・ショーサド王立製鉄所」とした。鉄はロワール川の水上輸送によって運ばれた。しかし、鉄道網の整備より1860年から衰え始め、最終的に1872年に閉鎖された。製鉄業は何世紀にもわたりコーヌの発展を支えてきたが、1990年代から2000年代初頭にかけ不況に見舞われた。1833年にロワール川で初めての橋が架けられ、第二次大戦中に修復された。紋章には紺地に白で3羽のクロツグミが描かれている。ニエーヴル県商工会議所の支所が置かれている。
出典:wikipedia
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