『パペッティア』(Puppeteer)は、SCEジャパンスタジオが開発し、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)より2013年9月5日に発売されたPlayStation 3専用アクションゲームである 。人形劇をモチーフにした、小ネタや楽屋ネタやメタ発言、ブラックユーモア(一番の売り上げだったのに廃版になった人形がミッキーマウスに似ていた、など)などが満載のストーリにギミックに溢れたアクションゲームで、画面演出やプレイ画面は舞台装置そのものとなっている(プレイヤーはこれを中央席から鑑賞する観客の視点でプレイ)。2人プレイに対応しており、もう片方のプレイヤーは主人公をサポートするプレイで盛り上がれるようになっている。プレイヤーの行動に合わせて狂言回しの語りや観客のガヤが起こるため、あたかも劇場にいる臨場感を味わえる。なお、起動デモ画面を放っておくとミスターGから鑑賞中の注意(役者のようにはさみを持って劇場内を走らないように、など)が聞ける。PSストアには体験版の他にリハーサル版が配布されている。リハーサル版は公演直前の劇場ツアーの体裁をとっており、作りかけのセットやリハーサルならではの会話など、本編には無い演出が盛り込まれている。何でも切れるはさみ「カリバス」でモノを切り進めて行動する。空中でカリバスを使うと一時的にホバー状態になるため、それを利用して空中のオブジェクトを切り進む事で進路を開拓できる。縫い目のような点線はカリバスで切り進むレールとなっている。壁のヒビやスイッチなどは左スティックでピカリナ(またはインヤン)をポインターとして操作し、該当箇所をR2ボタンで調べる事でギミックを作動させる。2Pプレイの際の2Pプレイヤーはこの探索操作を担当する。金色の渦(魔法の門)にたどり着くと場面(舞台)が転換する。主人公はヘッドがないとすぐに死んでしまう。ヘッドはステージを調べることやイベントで入手できる。ヘッドはダメージを受けると取れてしまい、一定時間が経つとルンピーを出して消えてしまう。ロストしたヘッドは所々で飛んでいるヘッドポットを調べると種類はランダムで落としてくれる。ヘッドは3つまでいつでも付け替えることができ、ヘッド毎に専用のアクションが存在する。ステージにはヘッドの絵の白い影が投影された場所(そこを調べると、どのヘッドなのかを示すアノテーションが表示される)があり、そこで指定されたヘッドの専用アクションをするとボーナスステージの発生など様々なギミックが発生する。リトライ回数はルンピーというステージに散らばるアイテムを100個集めることで1回増える。ストーリーを進めると、かつてムーンベアキングに抵抗した4人のヒーローの力が込められたヒーローヘッドを入手できる。これはヘッド交換をしなくてもアクションを起こせる物で、以下の4つが存在する。7章3幕で構成されており、1つの章をクリアするとその章のバックストーリーが絵本として閲覧できる。また、ヘッドのコレクション閲覧では楽屋ネタが読めるヘッドが存在する。これは、不可思議と幻想に満ち満ちた、魔法劇場で公演されている演目である。月の女神が可愛がっていたリトルベアはある日突然、黒のムーンストーンと聖なるはさみ・『カリバス』を盗み出し反乱を起こし、ムーンベアキングを名乗り暴力で月の女神を撃退。光のムーンストーンを割って部下に分け与えた。月の女神の飼い猫だったインヤンは少数ながらも反乱軍を結成しムーンベアキングに肉薄したが、騎士が腰抜けだった為反乱は失敗。反乱の頭目だった4人のヒーローの力は各地に封じられた。かくして平和に治められていた月が、暴君の支配下に置かれて3年が経過していた。ムーンベアキングは自らの地位を守るため、夜な夜な地球の子供たちの魂を闇の軍勢へと変えていた。主人公・クウタロウは魂を木の人形に移し替えられ、更に頭を引き抜かれ食べられてしまう。行くあてもないクウタロウに手を差し伸べたのは、ムーンベアキングの城の厨房で働きつつ『カリバス』を手に入れようと目論む月の魔女であった。魔女の手引きで『カリバス』を城から盗み出し、攫われてきた太陽の妖精ピカリナを助け出したクウタロウは、ムーンベアキングから月を解放するための冒険に挑むのであった。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。