「淋しいアコーディオン」(Одинокая гармонь)は、ロシアの歌曲である。ボリス・アンドレエヴィッチ・モクロウソフ()が、1945年頃に、作曲した曲である。ミハイル・ワシリーヴィッチ・イサコフスキー()が、ロシア語の歌詞をつけた。歌詞の内容は、政治的なメッセージがなく、差しさわりのないものである。Одинокая бродит гармонь という題名がつけられている場合もある。当時のソビエト連邦でヒットした。また、歌詞なしの演奏も聴かれる。なお、第二次世界大戦の独ソ戦を扱った映画「ヨーロッパの解放」()のエンディングでも使用されている。また、フランスのイヴ・モンタンがカバーしている。。うたごえ運動で、歌い継がれる。「さびしいアコーディオン」という表記や、「悲しき手風琴」という題名がつけられている文献も存在する。加藤登紀子のCD「ロシアのすたるじい」でも、取り上げられている。

出典:wikipedia