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JR東日本E657系電車

E657系電車(E657けいでんしゃ)は、東日本旅客鉄道(JR東日本)の交直流特急形車両。2012年(平成24年)3月に営業運転を開始した。常磐線の特急用車両である651系電車およびE653系電車の置き換え用として導入され、10両編成17本の計170両が日立製作所、近畿車輛、総合車両製作所横浜事業所にて製造された 。新製以来、全編成が勝田車両センターに所属している。2012年3月3日に臨時特急「復興いわきフラガール号」で営業運転を開始、2012年3月17日実施のダイヤ改正に合わせて上野駅 - いわき駅間の「スーパーひたち」「フレッシュひたち」で定期列車として運転を開始した。その後、2013年3月15日に常磐線での651系、E653系の定期運用を終了したことで、「スーパーひたち」「フレッシュひたち」はE657系での運行に統一された。しかし、同年10月から2015年3月にかけて、改造工事(後述)を行うことになり、E657系の車両数が不足することになったため、651系による運用が復活することになった。アルミニウム合金によるダブルスキン構造を採用した。E259系電車の構体をベースに、高圧機器を屋根上に搭載するために屋根高さを105mm低下させてE653系電車と同じ高さとしている。先頭構体は、近畿車輛によってデザインされたクラッシャブルゾーンを設けたFRP製である。塗装は、赤みを帯びた白をベースに窓部分に黒を、窓下に紅梅色の帯を配し、「白梅・赤梅」を表現している。方向幕はフルカラーLEDが採用され、列車名・行き先・座席種別・号車番号のほか、E233系と同様に次の停車駅も表示する。約一年半の短期間における大量増備だったため大きな変更点はないが、外観でわかることはスカートの変更がある。これは現場の意見を取り入れたことにより、事故発生時に早期復旧を目指し、第9編成からスカートを交換しやすくするため一体型から三分割方式に変更し、救援時の処置時間短縮のため蓋の固定方式をねじ止め方式からパッキン錠に変更。両方の先頭車では当初からスカート形状に違いがあり、連結器下に蓋があるのが、いわき方先頭車で、現在は付属編成はないが、図面によればこちらに電気連結器が描かれ、将来を考慮したものとされる。モハE657形とモハE656形で電動車ユニットを組み、付随車を含んだ10両で編成を構成する。制御方式は、コンバータ装置とVVVFインバータ装置を1つにまとめた主変換装置を搭載しており、日立製作所 製IGBT素子を用いたVVVFインバータ制御により、VVVFインバータ装置1基で4基の電動機を制御する1C4M構成となっている。交流区間では、変圧器で降圧された後にコンバータ装置で直流に整流されVVVFインバータ装置に送られるが、直流区間では、変圧器とコンバータ装置を介さず、架線からの電力がVVVFインバータ装置に直接に送られる。補助電源装置は三相交流440V、260kVAの容量を有する三菱電機製IGBT素子使用の静止形インバータ (SIV) SC95形をM2車に搭載し、編成全体で同期運転をさせることで、冗長性を確保している。また、サロE657形を除く付随車にはスクリュー式電動空気圧縮機 (MH3130-C1600S1) を装備している。台車は軸梁式ボルスタレス台車を採用する。電動車はDT78、付随車はTR263を使用する。耐寒耐雪性能を向上させ、ヨーダンパを装着する。集電装置は、シングルアーム式パンタグラフ (PS37A) をモハE657形(M1車)の前位(いわき寄り)に搭載し、編成で3台搭載とする。屋根上機器が多いため予備パンタグラフはない。電動車の屋根上には抵抗器が搭載できるように準備工事がなされている。これは将来において閑散線区への転用を想定し、現在使用している回生制動が使用できない場合でも電気制動を使用できるようにするため。空調装置 (AU734) は集中式で各車両の屋根中央に1基設置される。冷房時の能力は41.9kW (36,000kcal/h)である。最高速度は130km/hで、先頭車とグリーン車には新幹線E2系や「成田エクスプレス」用E259系で採用されているフルアクティブサスペンションを搭載し、車体間ダンパを全車に装備することで乗り心地の改善を図った。将来の耐寒耐雪構造強化のため床下機器にカバーが付けられるよう取り付け台座があり、カバーが付けやすいように機器を配置している。各座席にはノートパソコンを置くことが可能なテーブルとコンセント(100V/60Hz)を設置し、WiMAX(モバイルWiMAX)を利用したブロードバンド環境が整備される。車内自動放送装置が搭載されている。また車内案内表示器にはフルカラーLED式を採用し、行き先・停車駅案内等のほか、列車運行情報やニュースなどを配信する。編成定員は600人(グリーン車30人、普通車570人)。シートピッチは普通車960mm、グリーン車1,160mm。奇数号車にはトイレ(男性用小便器+洋式便器)・洗面所を備え、5号車は電動車椅子対応となっている。普通車の座席は霞ヶ浦のおおらかなうねりをイメージした模様になっていて、グリーン車の座席には梅の柄が入っている。現在では、座席上の荷物棚に縦に配置された赤・黄・青の3色のLEDランプで指定席の発売状況が確認できる座席上方ランプが設置されている。この座席上方ランプは、2015年3月14日のダイヤ改正で新たに設けられる着席サービス用として使用されている。これは、普通車における従来の指定席・自由席の区分が廃止され、グリーン車を除く全列車の普通車において、事前に座席の指定が可能になるとともに、新たに乗車日と乗車区間のみ指定し、列車と座席は指定しない「座席未指定券」が新たに発売される着席サービスであり、赤色が点灯している場合は空席の表示、黄色が点灯している場合は座席の発売済み区間に接近の表示、青色が点灯している場合は座席の発売済みの表示となっており、座席未指定券で乗車した場合には、赤色が点灯している座席上方ランプの座席に座ることが可能である。また、座席未指定券は車内でも購入が可能だが、その場合は、事前に駅で購入する特急料金に260円を追加した料金となる。2013年10月から2015年3月にかけて順次改造工事が行われている。2012年3月17日から上野駅 - いわき駅間の「スーパーひたち」10往復と、上野駅 - 勝田駅間の「フレッシュひたち」4往復、上野駅 - 土浦駅間の「フレッシュひたち」下り1本で定期営業運転を開始した。定期運用開始前の2012年3月3日には臨時特急「復興いわきフラガール号」に充当された。2013年3月16日のダイヤ改正より、常磐線のすべての特急列車が本系列で運転されている。それに伴い1列車あたりの座席数が減少するため、朝の上りと夜の下りで増発され、既存の列車も夜間の下り列車を中心に停車駅が追加された。当初の計画では、2012年春のダイヤ改正で輸送体系を変更し、いわき駅で特急の系統を分割するとしていた。当初は上野駅 - いわき駅間の特急列車は本系列と651系での運転とし、2012年秋ごろに本系列に統一される予定であった。また、いわき駅 - 仙台駅間は新設する特急列車(いわき駅同一ホームで接続)をE653系で運転する予定であった。しかし、2011年3月に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)による津波被害や東京電力福島第一原子力発電所事故による放射能汚染の影響により常磐線自体の復旧のめどが立っておらず、一部復旧したいわき駅以北の区間においても特急列車の運転は行われていないため、いわき駅以北の計画は未定となっている。このため、転出予定だったE653系は当初の予定から変更され、引き続き上野駅 - 勝田駅・いわき駅間で「フレッシュひたち」の運用に就くことになった。E657系への置換完了時期は、「2012年秋」から「2012年度中」に変更となり、最終的には2013年3月16日のダイヤ改正で実施された。後に、E653系は常磐線内での波動用車両を経て、新潟県内を中心とした運用(「いなほ」・「しらゆき」で使用)に方針転換された。一方、上野駅 - いわき駅間における輸送体系はほぼ同じで、2013年3月16日の改正後も列車名は「スーパーひたち」・「フレッシュひたち」のままであった。なお、E657系がいわき駅より先に乗り入れないのは、震災発生以前に決定した計画通りである。2015年3月14日からは上野東京ライン開業に伴い、日中の列車を中心に品川駅発着となり、速達タイプの列車の名称が「ひたち」、停車タイプの列車の名称が「ときわ」へ改称された。また、この運転区間延長に備えて、2014年11月に本系列10両編成1本(K17編成)が総合車両製作所横浜事業所にて新製・増備された

出典:wikipedia

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