『人形草紙あやつり左近』(からくりぞうし あやつりさこん)は、『週刊少年ジャンプ』で、1995年23号から1996年1号まで、連載された写楽麿原作、小畑健作画による漫画、及び、それを原作としたアニメ作品。コミックス全4巻、文庫版全3巻。人間国宝の文楽人形師・橘左衛門の孫で人形遣いの「橘左近」が、自分の操る童人形「右近」を相棒に遭遇する様々な事件を解決していくサスペンスストーリー。『週刊少年マガジン』の『金田一少年の事件簿』が大ヒットし、他の週刊少年漫画誌も推理漫画を連載し始めていた頃に連載が開始された。結局、本作は短期の連載で終わったが、打ち切り作品でありながらアニメ化され文庫化されたほか、2005年にはコンビニコミックスとしても刊行されている。声優が2名表記されている場合は、前者がアニメ放送前のドラマCD、後者がアニメ及びアニメ放送後のドラマCD。原作は平成7年スプリングスペシャルに掲載されたもの。原作では小学校の同窓会で集まったが、アニメでの葉月達は「人形劇クラブ」のメンバーで、脅迫状により集められた。読み方は「ずしゅうにめんきにんぎょうじごく」。読み方は「さこんからくりへんげのしょう」。読み方は「しんしゅうびゃっこちさめじごく」。読み方は「えじぷとふぁらおのろいのじごく」。読み方は「なにわしゃしんしばいぶるじごく」。原作における最終章。読み方は「ゆうやけぞらひとりづかいのしょう」。単行本未収録の読切。文庫版第3巻に収録されている。読み方は「たきぎのうかおるひれんのなさけ」。読み方は「こいばなしぐれざきらんぶ」。アニメにおける最終章。橘家を巡る因縁の物語が描かれる。アニメ放送前に製作されたドラマCD。原案は原作者の写楽麿。前述の通り、主要人物のキャストはアニメ版と異なっている。 読み方は「ゆめばなしひれんげんそうきたん」。原題は『夢話悲恋幻想奇譚 人形草紙あやつり左近 異聞』。原作のみのアニメ未放送話だったが、後にドラマCD化され、ジャンプ ジェイ ブックスでも書き下ろしとして小説化されている。CDドラマは、オリジナル・ドラマ・アルバムI「異聞 夢話悲恋幻想奇譚」に収録されている。読みは「おんれんふりそでのごうかじごく」。オリジナル話。アニメ最終話『恋花時雨咲乱舞』から3か月後を描いた続編的内容で、特に左近と四帆の関係にスポットを当て、左近の心情を掘り下げていく。プロットは、アニメ版の監督を務めるまついひとゆきによるもの。オリジナル・ドラマ・アルバムII「外伝 怨恋振袖業火地獄」に収録されている。1999年10月8日から2000年3月31日までWOWOWで放送。全26話。DVD全9巻が発売された。キッズステーションでも一時期放送されていた。原作にはない要素が数多く織り込まれており、第18話からはアニメオリジナルのエピソードが展開する。この作品はアメリカ同時多発テロ事件の影響で「フルメタル・パニック!」の放送開始が延期になった際に穴埋め番組として再放送された。従ってこの時点で本放送ではスクランブル放送だったが、再放送時ではノンスクランブル放送という異例の放送となった。その後「フルメタル・パニック!」は3か月遅れでのスタートとなっている。集英社・ジャンプ ジェイ ブックスにて発売。著者は山田隆司。『JUMP NOVEL』vol.10(1996年3月30日号)に掲載されていた「甲州二ツ国橋梅花地獄」のほか、「夢話悲恋幻想奇譚」が書き下ろしとして収録されている。また、『JUMP NOVEL』vol.11(1996年8月18日発行)には、新たに「渋谷怨恨哀歌地獄」が掲載されたが、単行本には収録されず、事実上の幻の作品となっている(単行本未収録となった理由は不明)。
出典:wikipedia
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