NESiCAxLive(ネシカ クロス ライブ)は、タイトーが運営する業務用ビデオゲーム筺体のダウンロードコンテンツシステム、およびサービスの名称。2010年9月に開催されたアミューズメントマシンショーでシステムについての概要が発表され、2010年12月9日にサービスを開始した。業務用初のゲームダウンロードサービスとして注目を集めた。NESiCAxLiveは、サービスに対応しているビデオゲーム筺体に、配信されているゲームタイトルをダウンロードして遊ぶことができるシステム。配信するゲームタイトルは最新のタイトル以外にも、システム稼働前に発売された業務用ゲームへの対応も行っている。配信されたゲームは、ゲームセンターの店舗に設置された「NESiCAサーバー」に自動的に提供され、NESiCAサーバーに繋がれたビデオゲーム筺体「NESiCAクライアント」へとダウンロードされる形式を取っている。プレイするゲームはメニュー画面から選択して起動する事が可能。ゲームタイトルによっては1台のみでの運用、いわゆる「シングル台」専用の物や、オペレーターの設定によりゲームを1タイトルに固定したり、もしくは数タイトルに限定して稼動させるなど柔軟な運用が可能となっている(稼働店のリアルタイム運用状況は、公式サイトに掲載されている)。さらにモニターを縦にしても運用できるが、この場合はシングル台かつ縦に対応したゲームのみプレイできる。なお、クライアント側の基板にはTaito Type X2、サーバー側の基板にはTaito Type X Zeroが採用されている。新作ゲームが配信された場合も追加料金は徴収されない代わりに、ユーザーが1プレイするごとに料金を徴収する従量課金制を導入している。ただし、課金額はタイトルに応じて変化する。2012年2月22日にVer.2.00にアップデートされ、配信タイトルが同時に5作追加された。2013年10月9日には公式サイトが「NESiCA.net」(ネシカネット)にリニューアルされ、サービス名が「NESiCA」に統一された。「NESiCAxLive」はその中のダウンロードコンテンツシステムの名称として引き続き利用されている。またサイトでの対応タイトルリストはこれまではNESiCAxLive対応タイトルのみが表記されていたが、サイトリニューアル後は全てのNESiCA対応タイトルが表記されるようになった。「NESiCA」は本来ICカードのことを指す。名称は「NEsys intelligent CArd」の略。プレイヤーはNESiCAを使用することで、システムのサービスを受けることができる。サービスは1枚のカードで全てに対応するため、ゲームタイトルごとに個別にカードを用意する必要はない。カードの利用可能回数は無制限。カードの裏面には、NESiCAのIDが登録されており、ゲームタイトルによってはこのIDを使ってゲーム専用サイトで会員登録をする必要もある。サービスについては、ゲームのランキングへの参加や、データ管理が行なえるものもある。NESiCAはNESICA.netメンバーズサイトにてアカウントを登録すると、再発行予約が可能となる。また、2015年9月29日に行われたリニューアルでは、同一アカウントに最大3枚までNESiCAの登録が可能となったほか、登録したNESiCAを使って遊んだゲームの一覧表示や、ゲームに使用できなくする「ロック」が可能となった。なお、NESiCAを使用することで「ネシカポイント」が蓄積され、アイテム等の引き換えがアナウンスされていたが、同リニューアルをもってネシカポイントは廃止となった。アークシステムワークスはセガ・インタラクティブ製の基板採用タイトルに関してはALL.Netを採用している他、カプコンは2015年6月以降に稼働開始したタイトルからALL.Netへ鞍替えした。また、アトラス、ケイブなど後にアーケードゲーム事業から撤退したメーカーもある。下記作品は専用もしくは汎用筐体で単独稼働されており、NESiCAカードや各種オンラインサービスにも対応している。現時点ではタイトー自身のタイトル及び親会社のスクウェア・エニックスのタイトルが対象となっている。
出典:wikipedia
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