荒井 岱志(あらい たいし、1930年11月2日 - 没年不明)は日本のテレビ時代劇映画監督。大阪府大阪市此花区出身。子供の頃は映画よりもスポーツが好きな少年だった。甲子園球場に阪神・巨人戦を観に行った時に甲子園で映画の撮影が行われており、現場にいた映画プロデューサーの杉山茂樹に付いて行って鶴田浩二、笠智衆らにサインをもらって、後日その御礼状を杉山の元に送ったら、当時京都市左京区下加茂にあった松竹京都撮影所に招待され、これが映画界との縁となった。1949年に立命館大学文学部日本文学科を卒業、1953年に京都映画に入社。最初は録音部に配属。しかし録音の仕事は向いてないと杉山に言ったところ、助監督の仕事を勧められて助監督に転身。後に最も影響を受けたというマキノ雅弘の下などでキャリアを積む。1960年から日本電波映画に移籍。日本電波映画解散後はいくつかのプロダクションを渡り歩いた後、東映に移籍。その後は『素浪人 月影兵庫』を皮切りに、東映京都作品を中心に1990年代後半まで多数のテレビ時代劇を演出し、中でも『暴れん坊将軍』シリーズは計250話近くを担当した。テレビ時代劇の撮影本数の多さでは本人いわく「西の荒井、東の船床(定男)と言われるくらいだった」という。日本映画監督協会公式サイトの物故会員欄に名前が記載されており、現在は故人と思われる。
出典:wikipedia
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