マイケル・スティーヴン・ヘスマン（Michael Steven "Mike" Hessman , 1978年3月5日 - ）は、アメリカ合衆国・カリフォルニア州ファウンテンバレー出身の元プロ野球選手（内野手）。右投右打。、MLBドラフト15巡目（全体452位）でアトランタ・ブレーブスから指名され入団した。ブレーブスでは8シーズンに渡りマイナーリーグ生活を続けていたが、8月22日にメジャーで初出場、8月26日にはニューヨーク・メッツのマイク・スタントンから代打本塁打を放った。1月7日にデトロイト・タイガースとマイナー契約を結び、傘下のAAA級トレド・マッドヘンズで過ごし28本塁打を放った。もAAA級トレドで24本塁打を放ったが打率は.165にとどまった。7月23日、3年ぶりにメジャーに昇格した。この年トレドでは31本塁打、101打点をあげてインターナショナルリーグMVPに選ばれた。は開幕をAAA級トレドで迎えたが、7月16日に北京オリンピックの野球アメリカ合衆国代表に選出。オリンピックに出場したため1ヶ月欠場したものの、AAA級トレドで34本塁打を放ち、9月2日にはメジャーへ昇格。12試合に出場し、打率.296・5本塁打の成績を残した。9月4日、AAA級トレドでの試合で彼は捕手から投手まで9つの全てのポジションを守った。オフの10月にFAとなった。2009年12月8日にメッツとマイナー契約を結んだ。11月10日にFAとなった。2010年12月17日にオリックス・バファローズが獲得を発表した。は開幕こそ一軍スタートとなったが、外国人枠の関係でアルフレッド・フィガロを登録するために、4月14日に登録抹消。その後は二軍での調整期間を経て、4月29日に再登録。5月11日の対ソフトバンク戦で来日初本塁打を放つと、そこから3試合連続本塁打をマークした。7月1日から3日の対ソフトバンク戦では、球団が2009年から企画している「大坂夏の陣」が催され、「兵州男」という登録名で出場。1日の試合では、山田大樹から2打席連続3ランを放ち、3日の試合では9回裏1死の場面で、完封勝利目前の攝津正から同点適時打を放って逆転サヨナラ勝利を呼び込み、この同一カード3連戦3連勝に大きく貢献した。しかし、シーズンを通じてはなかなか調子が上がらきらず一･二軍を往復し、右肘違和感のために9月24日に帰国した。結局は48試合の出場で打率.192、6本塁打14打点と成績が伸びず、10月24日に球団から戦力外通告を受けた。2月2日にヒューストン・アストロズとマイナー契約を結んだ。2012年11月にシンシナティ・レッズとマイナー契約を結んだ。はAAA級ルイビル・バッツでプレー。2013年12月3日に古巣のタイガースとマイナー契約を結んだ。5月21日に史上6人目となるマイナーリーグ通算400本塁打を達成し、6月30日にはインターナショナルリーグ史上最多となる通算259本塁打に到達した。7月22日にはマイナー記録を抜く通算431本塁打を記録した。しかし、多くのメディアが431本塁打をマイナー新記録と報じているが、これらは誤報であり、にクリーブランド・インディアンス傘下のAA級ミネアポリス・ミラーズに所属していたバズ・アーレットが記録した432本塁打がマイナーリーグの通算本塁打最多記録である。ヘスマンがアーレットの記録を更新する433本塁打目を打ったのは8月3日のルイビル・バッツ戦で、シーズン16号本塁打で（結果的にこれが現役最後の本塁打となる）実に79年ぶりの快挙となった。オフの11月28日に現役引退を表明した。マイナーリーグで通算400本塁打以上を放っており、マイナー通算本塁打記録を持っている）。長打力を備えているが、一方で三振も多く当時のオリックスの村山良雄球団本部長は不安も口にした。

出典:wikipedia