クリストファー・ホジソン（Christopher Pemberton Hodgson、1821年 - 1865年10月11日）は19世紀の英国の探検家、作家、外交官で、初代長崎領事および箱館領事を務めた。ハートフォードシャー州リックマンウォース（）教区牧師であった父エドワード・ホジソンの4男として1821年に誕生。イートン校とケンブリッジ大学に学んだ後、1839年に兄のアーサーを追ってシドニーに移った。オーストラリアでは農地の開拓や探検に従事した。1846年、英国に戻り、オーストラリアでの回想録を出版した。1849年には「"The Wanderer"」を出版。1851年から1855年にかけて、フランスのバイヨンヌとカーンで、無給の副領事を務めた。1859年には箱館の領事に任命され、妻と娘を連れて日本に向かった。しかし長崎領事に予定されていたジョージ・モリソンの到着が遅れたため、ラザフォード・オールコックから指名されて初代の長崎領事を務め、モリソン到着後箱館に移った。箱館ではフランス領事も兼任した。箱館では、日本の植物事情と標本1500種採取し、王立キュー植物園に提供している。日本滞在中の記録に「ホジソン長崎函館滞在記」がある。1861年に外交官を引退し、1865年10月11日にポーで死亡した。

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