ヴァン (Vaan) は、コンピュータゲーム『ファイナルファンタジーXII』をはじめ多くの『ファイナルファンタジーシリーズ』の作品に登場する架空のキャラクターで『ファイナルファンタジーXII』の主人公。名前はフランス語で「風」を意味するventを由来とし、ミストナックでも竜巻を起こしている。開発初期の頃は、アクアという名前の癒し系キャラクターだった。アルケイディア王国の植民地となったラバナスタのダウンタウンに住む、空賊になることを夢見る孤児。外見は、金髪にブルーグレイの目で肌は小麦色。身長は170cm。アラブ系を意識した衣装を着ている。子供っぽい性格で王女であるアーシェに「お前」呼ばわりや、女性であるフランに年齢を聞くなどの常識が抜けている面もあるが、大事な場面での彼の言葉は印象的。また、アルケイディアへの復讐か共存かを悩んでいたアーシェを気遣うなど優しく、正義感ももっている。また、カイツやフィロといった孤児たちに慕われている。両親はヴァンが12歳の時に流行病で亡くしており、その後幼馴染であるパンネロの両親の世話になっていたが、パンネロの両親はアルケイディアがダルマスカに侵攻した際に亡くなった。レックスという兄がいるが、本編開始の2年前に国王暗殺犯の一味として拷問を受けた。その結果廃人同然の身になり、一年後に亡くなった。『FFXII』の最後でついに憧れの空賊になる。『FFXII』の後に作られたゲームにもいくつか出演をしている。主人公として登場。アルケイディア帝国兵のスリをして、生計を立てていたヴァンは空賊になるという夢を持ちつつも、退屈な日々を送っていた。17歳。ある日アルケイディア帝国皇帝の三男であるヴェイン・カルダス・ソリドールがラバナスタに新たな執政官として赴任してきた。これを機にアルケイディアに一泡吹かせようと考えたヴァンは、ダルマスカ王宮に潜入し、ダルマスカ王家の宝である「女神の魔石」を手に入れる。しかしそこで空賊であるバルフレアとフランと宝の奪い合いになり、混乱の最中で解放軍のアマリア(死んだと思われていたダルマスカ王国の王女アーシェ)と出会う。それを皮切りに帝国やその裏に潜む神にも等しい存在の思惑に巻き込まれていく。仲間たちとの冒険を通じて成長を見せ、空賊になるという言葉は帝国に対して何もできないでいる自分の気持ちを誤魔化すためだったことや、死んでしまった人(兄レックス)の思いは自分たちで考えるしかないと本当の意味で前向きになっていく。帝国を掌握したヴェイン率いる帝国軍と解放軍が交戦した際は、誰よりも張り切って故郷を守るために奮闘していた。空中要塞バハムート内部でヴェインと対峙し、真の兄仇であるヴェインの胸をガブラスの剣で貫く活躍を見せた。主人公として登場。『FFXII』から一年が経過し、18歳となった。スタッフによれば外伝的な位置付けの作品。バルフレアに誘われ、パンネロと共に自前の飛空艇でベルベニア地方にあるグレバドス遺跡へ向かい、そこで「グレバドスの秘宝」を手に入れる。その後、ヴァンはパンネロやカイツ、フィロ、トマジと共に、ラバナスタに飛来した謎の飛空艇「ベイルージュ」に乗り込み、浮遊大陸「レムレース」で新しい冒険を始める。戦闘タイプは片手剣を使う近接タイプであり、主に自分自身や敵一体を対象とする技を覚える。『FFXII』から数年が経ち、パンネロと共に立派な空賊へと成長した。経験を積んだためかいくらか落ち着きがあり、余裕のある態度を見せるが、根本的な性格は変わっていない。衣装、主に上半身が変更されている。本編でのある事件によって舞台となるユトランド中に名が知られ、「最速の空賊」と名乗る偽物が現れるようになった。ヴァン本人は「『最速の空賊』はオレじゃない」と否定しつつも「いつか追い抜いてやる」と言っている。このゲームにも登場が決定している。ちびキャラの姿で登場。主人公の一人として登場し12回目の戦いで活躍を見せる。コスモス陣営に所属として参戦。戦闘タイプは「スイッチアタッカー」でEXモードは「ライセンスコンプリート!」である。HP攻撃は『FFXII』のミストナックの融合技をアレンジしたものとなっている。12回目の戦いでは他の5人の主人公(ライトニング・ラグナ・ユウナ・カイン・ティファ)以外では主にティナと関わりを持ってくる。他にもオニオンナイトとも関わってくるがただメインストーリーにそってゲームを進行しているだけではオニオンナイトを見ない事もある。主に敵対するカオス陣営のキャラクターはケフカ。12回目の戦いの終盤で他の5人の主人公と共にコスモス側イミテーションの発生場所を襲撃、ケフカ他カオス陣営5名を撃退。最終決戦を末にイミテーションの発生場所を破壊し、最後は他の5人と共に消滅した。この作品にも登場が決定している。このゲームではアバターの姿で登場する。
出典:wikipedia
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