シャーロック・ホームズシリーズの関連作品には以下のようなものが存在する。IMDbによると、シャーロック・ホームズが登場する映画はロバート・ダウニー Jr.主演の2009年版まで 223本を数える。アクトワンレコーズから下記の作品のオーディオドラマが発売されている。声の出演は小杉十郎太(ホームズ)、堀内賢雄(ワトソン)、椿基之(レストレード警部)他。明治時代に流行した「探偵講談」を復興させている、上方講談師旭堂南湖が、ホームズ物を講談化している。シャーロック・ホームズシリーズはその内容と知名度から、度々推理アドベンチャーゲームの題材とされた。ホームズもののヒットで掲載誌ストランド・マガジンが売り上げ部数を伸ばすと、ライバル各誌はこぞって個性的な名探偵の登場する推理小説を掲載し、その中からいわゆる「シャーロック・ホームズのライヴァルたち」が生まれた。アルセーヌ・ルパンは、厳密な定義ではこの「ライバルたち」に含まれないが、現在ではほぼ同列に扱われている。また、アジアでも同時期にホームズに影響を受けたキャラクターが登場した。探偵の代名詞的存在となったホームズは、非常に人気があり、他の有名推理作家やファンの手によってホームズを登場させる小説が多く書かれている。これらは風刺であるパロディではなくファンとしてのものがほとんどであるためパスティーシュと呼ばれる。同時代の有名人(架空の人物を含む)との登場・共演や宇宙戦争事件などとの遭遇がある。ホームズ物のパロディは歴史が古く1892年にドイルの親友で大衆作家のロバート・バーによって発表されたものが最も古い。マーク・トゥエインやオー・ヘンリーもパロディを手がけている。パスティーシュはドイルがホームズ物を書かなくなってから人気がでてきた。ホームズは、ほぼ同時期に人気を博していた小説『アルセーヌ・ルパン』シリーズへの登場も有名である。しかし、ルパンの作者モーリス・ルブランが『遅かりしシャーロック・ホームズ』にてホームズを登場させたことについて、ドイルがルブランに抗議を行ったこともあり、それ以降の作品(前記『遅かりし-』の再録版も含む)では、ホームズは「(フランス語の発音エルロック・ショルメ、日本では慣例的にエルロック・ショルメスと呼ばれることもある、又英人ということでハーロック・ショームズとしている例もある。)」というアナグラム名、ワトスンはウィルソンという、名前と設定の異なる別人に変えられた。日本語訳では翻訳者がエルロック・ショルメという名前をホームズと変えることが慣習的に行われている(但し、慣例によりワトスンはウィルソンのままである)ため、そこに描かれるエルロック・ショルメの卑怯ぶりや、銃で人質を殺してしまうといった行為がホームズのキャラクターと決定的に異なってしまっている。両者の設定の違いについてはルパン対ホームズ#ショルメとホームズの関係も参照。ルパンシリーズに登場するエルロック・ショルメは1901年に最初にルパンと対決し(最も有力な説に従うと、エルロック・ショルメは推定46-47歳、ルパンは推定27-28歳)、1903年にレイモンド=サン=ベランを結果的に銃殺してしまう。エルロック・ショルメ(日本語訳ではホームズ)が登場する作品には、『遅かりしシャーロック・ホームズ』、『ルパン対ホームズ』、『奇岩城』などがあり、名前のみ登場する作品には、『ルパン、三つの犯罪』(邦訳『続813』)、『ルパン、最後の恋』がある。近年では、2005年に日本の探偵作家芦辺拓が、名探偵と大怪盗の本当の出会いとして『真説ルパン対ホームズ』を発表。また欧州では、2007年に Frogwares 社より、パソコンゲーム『Sherlock Holmes versus Arsene Lupin』(現在、英語版のみ)が発表されている。
出典:wikipedia
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