レソザヴォーツク(、)は、ロシア極東部・沿海地方の内陸部にある都市。中露国境のウスリー川に面する。人口は2002年国勢調査で42,185人。1989年ソ連国勢調査では44,100人であった。2010年には40,959人と減少傾向にある。ハンカ湖を出て北に流れるウスリー川は、この周囲でウスリー平野を形成している。市街地はウスリー川から東へ10kmほどの位置にある。ウスリー川の対岸は黒竜江省虎林市に属している。ウラジオストクからは北へ300km。北東に80kmのところにダリネレチェンスクがある。シベリア鉄道の沿線にあり、ウラジオストクからウスリースク、スパッスク=ダリニーを経て、ハバロフスクやモスクワに至る列車がルジノ駅に停車する。ルジノ駅からモスクワの終着駅までの距離は8,934km。シベリア横断道路の一部をなす、ウラジオストクからハバロフスクを結ぶM60幹線道路「ウスーリ」も、市街地の10kmほど東を通っている。もともとウスリー川沿岸のこの場所にはボロディン家所有の製材工場があったが、ソビエト連邦成立後の1924年、新工場が作られるにあたり、その周囲に労働者のための新たな集落ができた。これがレソザヴォーツクの始まりである。当初、この集落は、ダリレス(、「遠方の」+「森」)と名付けられた。1932年には近隣のノヴォストロイカ村と併合して都市型集落となり、レソザヴォーツク(「森の工場の街」)と改名された。1938年には市に昇格している。極東軍管区の第5軍に属する陸軍基地がレソザヴォーツクには長年置かれてきた。レソザヴォーツクの産業は林業と製材業が中心である。その他の軽工業や食品工業も立地している。レソザヴォーツクには地方史博物館が立つ。25km南のキーロフスキー地区シマコフカにはシマコフスキー鉱泉があり、沿海地方でも重要な保養地となっている。大相撲力士、阿夢露光大(本名:イワノフ・ニコライ・ユーリヴィッチ)の出身地である。
出典:wikipedia
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