方谷駅(ほうこくえき)は、岡山県高梁市中井町西方にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)伯備線の駅である。周辺に方谷という地名は無く、備中松山藩士・漢学者で備中聖人と呼ばれた山田方谷に由来した人名由来の駅である。ただし当初は「方谷は人名ではなく地名である」として名付けられた。(西方の谷)当駅付近にはかつて山田方谷の長瀬塾(開墾屋敷)があった。越後長岡藩士の河井継之助が訪れたことでも知られる。プラットホームの向かいの山側には「山田方谷先生住宅址」の碑がある。また、高梁川を挟んで南西側の国道180号沿いには河井継之助が方谷の元を去る際に振り返り、三度土下座を繰り返した「見返りの榎」が残っている。駅舎は国の登録有形文化財に登録されている。2014年に高梁市が支援したテレビアニメ作品『愛・天地無用!』の舞台地(いわゆるサブカルにおける聖地巡礼のための観光スポット)の一つとして採用された。島式ホーム1面2線を持つ、行違い可能な地上駅であるが、傾斜面上にあるため、ホームは駅舎より高い場所にある。かつてはホームの倉敷側に構内踏切があり駅舎とつながっていたが、現在は地下道経由で階段を登る。ホーム上に待合スペースがある。駅は崖と川との間にある。新見駅管理の無人駅で、自動券売機の設備はない。かつては簡易委託駅であり、駅舎内で携帯車発機による乗車券を販売していた。実際には上記ののりば番号標はない。上記の番号は列車運転指令上の番線番号である。なお、上下線とも両方向の入線・出発に対応している。1日の平均乗車人員は以下の通りである。近年は徐々に利用者が減少している。中井地区の中心集落から遠く離れた所に立地しており、駅周辺は数軒の商店と民家があるのみ。
出典:wikipedia
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