『母さんは28年型(テレビドラマ)』(かあさんは28ねんがた、原題:)は、アメリカのテレビドラマ。死んだ後に古自動車に姿を変えた母親とその息子のやり取りや事件を面白おかしく描く。1965年から1966年までアメリカのユナイテッド・アーティスト・TVで放送された、シチュエーション・コメディのテレビドラマ。日本ではフジテレビ系列で1966年より放送された。亡くなった母親の魂が1928年式T型フォード に乗り移り、息子と会話をしたり窮地を救ったりする奇想天外なファンタジーコメディで、馬が人間の主人公と人語で会話をする『ミスター・エド』(やはりアメリカのコメディドラマ)が人気を博したので、その自動車版として制作に至ったが、アメリカでの放送時は「これまでで最悪のドラマ」と酷評された。弁護士のデイブ・クラブトリーは妻に頼まれて中古車店に車を買いにいったが、どこからか死んだはずの母親が呼ぶ声が聞こえる。声の主は中古車店の片隅に置かれたボロボロのポンコツT型フォードで、「あなたは驚くと飛び上がるから気をつけて」とカーラジオから聞こえた声はまぎれもない彼の母親の声で、デイブは車の天井に頭をぶつけるほど飛び上がって驚く。そのT形フォードに母親の魂が憑依していると確信したデイブはその場で200ドルで車を買い、修理工場に運ばせ大金をかけてピカピカに修復して我が家に納車させた。妻のバーバラは「ステーションワゴンを買ってきてと言ったのに」と怒り、「実はこの車は僕のママなんだ」というデイブの告白にも取り合わない。デイブは家族に冷たい目で見られながらも毎日の弁護士事務所への通勤にこの車を使い、ハンドルを握りながら毎週起こる仕事や家庭のトラブルを母に相談する。デイブの父が彼と同じく弁護士だったことから、母のアドバイスは時に頑固で古臭く、時にユーモアを交えながらも息子を助け、仕事を軌道に乗せていく。デイブは、この車が母親である事を誰にも明かさず秘密にしているが、彼が並々ならぬ愛情を注ぐこのT形フォードは、クラブトリー家のトレードマークとして家族にも次第に受け入れられていく。だが、この完璧に修復されたデイブのT型フォードにほれ込んだカーマニアの大金持ち、マンシーニは、あの手この手でこの車を手に入れようと画策する。
出典:wikipedia
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