寺田夏生（てらだ なつき、1991年8月30日 - ）は、日本の陸上競技（長距離走）選手。JR東日本陸上競技部所属。　長崎県時津町出身。長崎県立諫早高等学校、國學院大學人間開発学部卒業。中学時代は野球部所属。長距離走が得意だったことから中学校の体育教師から陸上競技を勧められ、2004年から地方の陸上競技大会に出場していた。野球部を引退した2006年夏を機に、陸上競技へ転向した。趣味は音楽鑑賞で、特技は早寝早起き。夢は長生きすることである。2011年1月に開催された、第87回東京箱根間往復大学駅伝競走第10区走者。鶴見中継所（復路）で第11位であった第9区走者奥龍将から襷を渡された寺田は持ち前の粘りで順位を上げ一時は第8位まで順位を上げる。しかし、ゴール地点より120m手前でテレビ中継車の後を追ってしまいコースを間違え30m程距離をロスし第11位に後退してしまうが、前を走っていた城西大学を抜き3秒差の第10位でゴールした。これにより國學院大學は初のシード権を獲得した。第88回東京箱根間往復大学駅伝競走では自ら志願して5区を走った。13位で襷をもらい総合9位でゴールし四人抜き、区間5位の1時間21分6秒を記録。チームの2年連続シード権獲得に貢献した。また、この区間5位という成績はチームトップである。第89回東京箱根間往復大学駅伝競走、第90回東京箱根間往復大学駅伝競走ではエース区間である花の2区を任せられる。JR東日本入社後の2014年12月に開催された熊本甲佐10マイル公認ロードレース大会では、トヨタ自動車九州の今井正人、住友電工の竹澤健介、日清食品グループの村澤明伸など並み居る強豪を抑えて優勝を飾る。

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