私審判(ししんぱん、, )とは、正教会・カトリック教会で、人が死後に直ちに受けるとされる審判のこと。イエス・キリストの再臨後に人が受ける公審判とは区別される。死とは、霊魂が肉身を離れることと理解される。人は死んでから、肉身は土となる(創世記3:17 - 19、コヘレトの言葉12:1 - 17)。霊魂は直ちに神の審判を受ける。これは全ての死者の復活の前に行われる最後の審判、すなわち公審判とは区別される。聖書の箇所としては、以下が挙げられる(他にも多数ある)。正教会においては、死後ただちに受ける私審判については、その生涯にわたって行った善悪について神の裁きが行われる、それぞれに相応しい仮の報いを受けるものとされる。カトリック教会においては、私審判の後に、「清めを経た上で至福に入るか、直接に天の至福に入るか、直ちに永遠の苦しみを受けるか」のいずれかの報いを受けるとされる。カトリック教会における私審判の結果としての「清めを経た上で至福に入る」とは煉獄を指すが、煉獄の教えは正教会には無い。
出典:wikipedia
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