伊予鉄タクシー（いよてつたくしー）は、伊予鉄道傘下のタクシー事業者。松山市周辺を営業エリアとしている。かつては一番町、道後、古町、三津、余戸及び八幡浜に営業所が存在した。専用の乗り場として一番町配車センター、伊予鉄道郊外線各駅（松山市・古町・余戸・三津・久米・平井）、市内線（城南線）道後温泉駅に存在する。同じ伊予鉄道傘下にはマツダオートザム伊予鉄松山が存在するが、車両はトヨタ自動車製を使用する。ジャンボタクシーはハイエースグランドキャビン、中型車はクラウンコンフォートまたはクラウンセダンであり、小型車はコンフォートまたはプリウスである。塗色はジャンボタクシーは伊予鉄道高速・貸切バスと同じカラーリング、大型車・中型車は黒、小型車は濃青色である。かつての中型車は灰色であった。車両台数は中型車39両、小型車61両、(うちプリウス2両)、ジャンボタクシー6両、福祉タクシー1両、合計：107両である。男性乗務員の制服、制帽は、親会社から分離した経緯もあり、長年、伊予鉄道の電車・バス乗務員のものと同一であった。尚、女性乗務員の制服は独自のものを採用していたが、平成27年9月に伊予鉄道電車・バスの制服と類似なものに変更されている。尚、労働組合も、日本私鉄労働組合総連合会（私鉄総連）に加盟している。無線機及び配車システムは、長年三菱電機製のものが使用されていた。三菱電機が無線機及び配車システム事業から撤退したため、現在は新潟通信機製の無線機及び配車システムに変更されている。

出典:wikipedia