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DOG DAYS

『DOG DAYS』(ドッグデイズ)は、都築真紀原作、セブン・アークス制作による日本のテレビアニメ。第1期は2011年4月から6月にかけて全13話が深夜アニメとして放送された。また、第2期は『DOG DAYS'』(ドッグデイズダッシュ)のタイトルで2012年7月から9月にかけて全13話が深夜アニメとして放送された。第3期は『DOG DAYS"』(ドッグデイズダブルダッシュ)のタイトルで2015年1月より3月まで放送された。ダブルダッシュはシングルクォート2つではなくダブルクォートであることに注意。コピーライト表記は、第1期・第2期では「DD」、第3期では「DD3」という略称が使われている。外交手段としての戦争が死傷者の出ないスポーツ的な興業として行われている異世界を主要な舞台として、異世界のお姫様によって2011年の現代から勇者として召喚された少年を主人公として描くファンタジー作品。『魔法少女リリカルなのはシリーズ』のメインスタッフ(原作 - 都築真紀、監督 - 草川啓造、制作 - セブン・アークス)による、オリジナルテレビアニメシリーズである。サウンドプロデュースはかつて『とらいあんぐるハートシリーズ』などで都築と組んできたI've soundが起用されている。劇伴曲は都築の意向により、ほのぼのとした作品を引き締めることを意図して、あまりファンタジーらしくなくて格好良い作風が志向されている。劇伴だけでなく、堀江由衣が演じるヒロインが劇中で歌うキャラクターソングも、I'veが楽曲を提供した。本作の特徴の一つは配役の妙でもあるともいわれ、ヒロイン役の堀江を中心として大勢の人気声優を適材適所に配置した作風は、良い意味での「声優アニメ」とも形容された。作中の世界におけるスポーツ化された戦争の内容は、1980年代に放送されていたバラエティ番組『風雲!たけし城』や、1997年から放送されている『SASUKE』を想起させるようなアトラクションとして描かれている。競技の中では剣などの武器や必殺技を使った妨害や反撃も行われ、登場人物同士の超人的な戦いも描かれるが、砲弾の直撃を受けようとも、高威力の必殺技の直撃を受けようとも、相手に攻撃された人間はしばらく無力化されるだけであり、死傷者の出ない「戦争のようなゲーム」として描かれている。このため、人間が死に至るような殺傷表現はほとんどない。また、人間の暗部を見せるような負の要素を映し出すシーンもほとんどない。こうした舞台背景によって、闘争を描くことによって生じるネガティブな問題が回避されており、結果として登場人物に憎まれ役は登場せず、誰もがポジティブに描かれるような内容となっている。基本的には深夜アニメを好んで見るような男女のアニメファンに向けた内容であり、入浴シーンや、攻撃で美少女キャラクターの服がたびたび破れるなどの際どい場面も多く描かれるものの、そうした場面でも下品になりすぎない、和やかな作風が徹底されている。動物の耳や尻尾を持つ種族たちが暮らす、地球とは隔絶した異世界フロニャルド。14歳の少女ミルヒオーレ・フィリアンノ・ビスコッティを代表領主とするビスコッティ共和国は、かつて友好関係にあった隣国ガレット獅子団領国との「戦」で敗戦を重ね、窮地に瀕していた。武勇に優れるガレットの戦姫レオンミシェリ・ガレット・デ・ロワ率いる軍勢がビスコッティの城へ迫ろうというその時、ミルヒオーレは国の窮状を打破する切り札として、異世界からの「勇者召喚」を決意し、地球の現代日本に住む少年シンク・イズミを召喚する。アスレチックや軽業を特技とするシンクは、故郷イギリス行きの飛行機へ乗るために学校の終業式を早退する途中、突然に異世界フロニャルドへと召喚され、ミルヒオーレから「勇者となってこの国に力を貸して欲しい」と懇願される。まるで異世界ファンタジー小説に登場するヒーローのような状況に立たされたシンクは、自分には戦う能力などないと困惑するが、フロニャルドで行われている「戦」が生死を賭けた戦いではなく、スポーツ精神に則ったアスレチック競技により戦争の勝敗を決するというものであると知るに至り、ビスコッティの勇者となることを快諾し、ミルヒオーレから貸与された「神剣パラディオン」を携え戦場へ赴く。シンクは彼を召喚したミルヒオーレの勘違いにより地球に戻る手段を失い焦りつつも、家族や女友達との旅行の約束がある16日後までには元の世界に戻る方法を探してもらうという約束の下、その間は勇者としてビスコッティ共和国に協力しつつ、この状況を前向きに捉えて楽しむことを決意する。シンクはフロニャルドの人々と交友を深めていき、反目しつつも良き戦友となっていくエクレール・マルティノッジや、シンクが元の世界に戻る方法を探そうとするリコッタ・エルマール、敵対しつつも気さくで陽気な人柄のガレットの王子ガウル・ガレット・デ・ロワといった人々と友情を築く。一方で、物語の核心は、かつてミルヒオーレと姉妹同然の仲であったレオンミシェリが、ビスコッティへの侵攻に執念を燃やす理由へと向かっていく。実のところ、レオンミシェリは「星詠み」と呼ばれる占いによりミルヒオーレに降りかかる死を予見し、「戦」にかこつけて望まぬ未来を回避しようと躍起になっていたのである。真意を明かさずにミルヒオーレを危険から遠ざけようとするレオンミシェリの思惑と、敵陣に乗り込んででもレオンミシェリの真意を問いただそうとするミルヒオーレの想いはかみ合わず、突如として戦場に出現した魔物にミルヒオーレが取り込まれてしまうという形で、レオンミシェリの「星詠み」は現実のものになりかける。しかしシンクの奮闘や、魔物の正体を知り同情を寄せたミルヒオーレの想い、そして魔物退治を生業とするブリオッシュ・ダルキアンとユキカゼ・パネトーネの活躍などもあり魔物は無害化され、回避不可能とされた「星詠み」による予見は的中せずに終わる。一連の戦いは、一人で問題を抱え込み、不正確な占いに振り回されたレオンミシェリが己を恥じるという形で決着する。ガレットとの「戦」が終結し、シンクが地球へ帰る方法もリコッタによって解明されたが、その手段を用いてしまうとシンクは記憶を失い、二度とフロニャルドに戻れなくなるという。シンクは二度と戻れなくなることをリコッタとの間だけの秘密とし、皆との楽しい思い出を作り笑顔でフロニャルドを去ろうとするが、皆には見抜かれていた。ミルヒオーレは懸命に気づかないふりを装おうとしつつも再会を約束し、シンクを見送る。ところが別れ際のシンクがとった一連の行動は、偶然にも再召喚を可能にする条件を整えており、地球に帰還後一旦はフロニャルドでの記憶を失ったシンクだが、届けられた「神剣パラディオン」によりフロニャルドでの日々が甦るに至る。物語は、シンクが夏休みに再びフロニャルドへ行くことを心に決める場面で締め括られる。ミルヒオーレと交わした再会の約束が守られ、シンクが再び勇者としてフロニャルドへ召喚される場面から物語が始まる。ただし今度は、幼馴染みレベッカ・アンダーソンと従姉高槻七海(ナナミ)にも声を掛けており、レベッカはシンクとともにビスコッティへ、イギリスにいたナナミもガレットへそれぞれ召喚される。現地では勇者帰還を祝っての戦興業が開催されており、ミルヒオーレたちと無事の再会を果たしたシンクも再び勇者として途中参戦する。また、レオンミシェリから状況を聞いたナナミも彼女の要請を受け、「神剣エクスマキナ」を貸与されガレットの勇者として戦場に立つ。一方レベッカは、ミルヒオーレや両国勇者から参戦の誘いを受けるも固辞するが、両国勇者の幼馴染みとして戦の中継で紹介される。戦も前半戦が終わった頃、ずっと戦の実況中継を観ていた第3の国パスティヤージュ公国の公女クーベル・エッシェンバッハ・パスティヤージュが突如手勢を引き連れ参戦を申し込みに来訪する。彼女の目的は、中継に映っていたのを見て一目惚れしたレベッカを自国の勇者として招き、悲願の「戦興業」に参加することであった。クーベルの提案もあり、戦の後半戦はレベッカを賭けたパスティヤージュ対ガレット・ビスコッティ連合の様相を呈することとなる。パスティヤージュ軍も奮闘するが、やがて連合軍の共闘戦線により次々と追い詰められていく中、それまで参戦を渋っていたレベッカは、自分と似た境遇のクーベルから説得を受けてパスティヤージュの勇者となることを承諾し、貸与された「神剣メルクリウス」を携え戦場デビューを果たす。勇者レベッカはクーベルとともに戦線を立て直し、勝負を挑んできたシンクとナナミを同時に撃退する快進撃を見せるが、レベッカはミルヒオーレと相撃ち、クーベルもレオンミシェリの反撃でそれぞれ撃退される。その後も続いた戦は、優勝ガレット・2位ビスコッティ・敗者パスティヤージュとなり盛況の中閉幕する。閉幕後、レベッカは正式に勇者としてパスティヤージュに行くこととなり、ビスコッティでの三国首脳会談が終わるまでの間、3人の勇者たちはフロニャルドの人たちと交流を深める。そして会談も終わり、勇者3人は次の戦興業での再会を約束し、レベッカとナナミはそれぞれの国へと旅立つ。その頃風月庵近くの河原では、シンク、エクレール、ユキカゼのビスコッティ組とガレット領主兄妹から魔物対策部署立ち上げの命を受けその訓練も兼ねて参加したノワールの4人で合宿が行われ、次の戦興業に備える。一方ガレットでは、頻発する追剥ぎ事件解決のためビオレの引率で東方街アヤセを訪れたナナミ、ジョーヌ、ベールは、ブリオッシュの兄イスカ・マキシマと出会い、互いの協力もあり犯人の追剥ぎウサギたちは捕らえられ一件落着する。パスティヤージュでの三国首脳最終会議後、クーベルとミルヒオーレの付添いで滞在中のシンクは、ともに訪れた英雄王の丘で石碑に封じていた魔王ヴァレリア・カルバドス(ヴァレリー)を復活させてしまう。ヴァレリーは数々の暴挙を行い、迎撃を受け包囲されるも輝力吸収技で反撃し、クーベルらは窮地に陥る。だが不屈のクーベルらに呼応し、石碑に封印されていた英雄王アデライド・グランマニエ(アデル)が召喚されヴァレリーを退治する。その後アデルとヴァレリーは再び眠りにつこうとするも石碑の故障により叶わず、ともにエッシェンバッハ城の一室にしばらく滞在することとなる。アデルとヴァレリーは、旧友のイスカ・ブリオッシュ兄妹とともに魔物の封印確認のため南方フレージェ砂漠の洞窟に出向く。だが傷んだ封印刀にアデルが触れた途端破損し、封じていた吸い取りネズミが解放され、イスカを除く3人が生命力を吸われ幼児化する。アデルは救援要請に応じた三国の勇者や騎士たちを召喚する。途中召喚されたユキカゼやジュノワーズらが相次いで幼児化するも、アデルから勇者結晶をそれぞれ託され発動させたシンクとガウルが、盗んだ生命力で合体・成長した巨大ネズミを撃破、結晶の力で二人が一時的に成長するハプニングが起きるも、幼児化していたアデルたちも元に戻り無事解決される。イスカたちはアヤセで捕まえ放した追剥ぎウサギの群れを見に訪れたミスハ山で、親玉ウサギと仲良くしていた若い娘の姿をした個体がいなくなったという情報を得る。時同じくして芸術音楽祭開催中のエスナートで宝飾品の強盗騒動があり、ミルヒオーレのステージ用宝飾品も狙われるが護衛中のレベッカにより撃退され難を逃れる。逃走者は、俊敏な動きや人を遠隔操作できる特性から土地神の子供で猫神の眷属だと判明する。その後大捕り物が展開されエクレールとシンクが猫神に操られキスをするハプニングもあったが、エクレールと英雄結晶を発動したシンクにより猫神は捕獲されミスハ山に帰される。またミルヒオーレのゲストステージも含め芸術音楽祭は無事閉幕する。エクレールはシンクとキスをして以来、気持ちの整理がつかないまま三国合同興行ユニオン・フェスタの初日を迎える。異変を察したリコッタはエクレールに戦興業にも影響が出る旨を進言するが逆上され、結果喧嘩別れしてしまう。リコッタの意を酌んだレオンミシェリは、エクレールとの一騎討ちを提案し、「負けたら終日ガレットの突撃隊長を務める」という条件をエクレールに呑ませる。エクレールはリコッタらの懸念どおりレオンミシェリの圧倒的な気迫を前に敗北寸前まで追い込まれるが、リコッタの謝罪と激励で仲間たちとの絆に気づき、リコッタへの謝罪とともに吹っ切れる。その心境は光輪剣双牙として現れレオンミシェリから勝利をもぎ取る。一方上空ではミルヒオーレ・リコッタ組対クーベル・レベッカ組の空中飛翔戦が、特設リンクではブリオッシュ対ナナミの一騎討ちが、さらに別の場所ではシンク対ガウルの英雄結晶発動同士での一騎討ちがほぼ同時期に行われた。ブリオッシュは戦術を駆使し全力で挑むナナミに苦戦するが、神狼滅牙を発動させ勝利するもナナミがダウン寸前に放ったブーメランがヒットし痛み分けとなる。空中飛翔戦はミルヒオーレ対レベッカの親友対決の様相を呈し、互いに最大攻撃でぶつけ相撃ちで墜落中にライバル対決を征したシンクに救助されるが、直後双方とも防具完全破壊のハプニングがありシンクが焦るというオチで幕を閉じる。一時本陣が攻め込まれるなど総合成績も引き離される展開のパスティヤージュだが、祖国のピンチに我慢できなくなったアデル扮する英雄仮面の乱入によりまさかの大逆転で開幕戦を終える。2日目はビーチ競技やマリンレースなどの海上戦が行われ、ミルヒオーレのステージも相まって盛り上がる。3日目以降もリコッタやノワールが活躍したクイズ大会や、騎士と庶民との交流を兼ねた腕相撲大会など多数のイベントが行われ盛況のうちにユニオン・フェスタの戦興業部分は終了する。ユニオン・フェスタのファイナルステージを翌日に控えたミルヒオーレは、シンクとの散歩を兼ねて訪れた風月庵で光る石を見つける。確認中に爆発し、シンク、ユキカゼおよびミルヒオーレが巻き込まれ、正体であるイレカエコダマを加えた人格入れ替わりが起こり、シンクの身体に入ったイレカエコダマが逃走する。その後ユキカゼの身体に入ったシンクに撃退されて爆発し自らの身体に戻ったイレカエコダマは、爆発後シンクの身体に入ったユキカゼに捕まり、その後人格入れ替わりも解除され騒動は決着する。3勇者それぞれが他国の勇者として活動したユニオン・フェスタ最終日、クーベルはリコッタとノワールを連れエッシェンバッハ城地下伝承宝物庫を訪れた。目的の宝石箱を取ると落とし穴の罠が発動しクーベルら3人は罠だらけの地下迷宮に閉じ込められる。その頃レベッカはシンクにクーベルが戻ってないことを確認しアデルとヴァレリーに相談する。宝物庫でクーベルたちが窮地に陥っていることを確認したアデルたちは、救助のためレベッカとシンクをクーベルたちの下に転送する。レベッカと英雄結晶を発動したシンクは落下する罠を押し返そうとするが逆に押し込まれる。落下の阻止をシンクに任せたレベッカはヴァレリーから託された魔神結晶を発動させ罠を吹き飛ばし、クーベルらを救出する。その後ミルヒオーレが歌ったファイナルステージでユニオン・フェスタは大盛況のまま閉幕する。翌日に送還を控え、3国領主と3勇者たちは領主たちとっておきの場所でピクニックを楽しむ。帰宅時にアデル、ヴァレリーおよびイスカが訪れ、アデルとヴァレリーは勇者たちにはなむけの言葉を伝え、イスカは領主たちにご所望の品々(後に若手騎士による慰労会で勇者たちへの手土産として渡すことになる万能刃物や料理包丁)を手渡す。慰労会も終わり、ガレット組と別れフィリアンノ城に戻った両国領主と勇者たちは、それぞれ個別同士で胸中を打ち明けあう。送還の儀を終えて別れの時、ガレットから帰還するナナミおよびビスコッティから帰還するシンクとレベッカは、それぞれの領主からリコッタが見つけた新型召喚の条件でもある品をはなむけの言葉とともに託され、ナナミは自宅のソファーに、シンクとレベッカはシンクの部屋に戻る。シンクたち3人はそれぞれ無事に戻り、想い出も約束の品もしっかり持ち帰っていることに安堵する。夏休みも終わりに近づき、一緒に図書館に行くためレベッカを待つシンクは、髪を下ろし大人びて現れたレベッカに見惚れ、クーベルから託されたペンダントの想い出と相まって、初めて「レベッカ」と呼びかける。シンクに名前で呼ばれるのが念願のレベッカだが、恥ずかしさのあまり「当分はベッキーでいいです」などとシンクを困惑させる。だがそのやりとりは、互いに好きだと告白しあうきっかけを生む。物語は、勇者3人で再びフロニャルドへ行くというレベッカの決意で締め括られる。物語の発端は、2011年3月17日の出来事であると設定されている。本作主人公のシンクは、日本の愛知県に所在するという設定の紀乃川市鴇野町に住んでおり、様々な出身国の学生が通う中高一貫教育のインターナショナル・スクールに通学している。フロニャルド大陸南部にある犬のような雰囲気の、犬耳や犬尻尾を持つ人々が暮らす国。王族はフィリアンノ城に住んでいる。シンクを勇者として召喚する。農産物と淡水産物に恵まれ、重要な輸出品となっている特産物としてはお茶や、葡萄桃と呼ばれる果実がある。王族が国民の信任投票を経て代表として任命されるという政治形態を敷いている。由来はイタリア語でビスケットを意味する「ビスコッティ」。猫のような雰囲気の、猫耳や猫尻尾を持つ人々が暮らす、海の恵み豊かなフロニャルド南方の国。王族はヴァンネット城に住む。隣国ビスコッティ共和国とは古くからの友好国であり、交遊関係でも主要な面々どうし仲が良いが、シンクが初めてフロニャルドに召喚された頃、とある理由から敵対関係になっており、その顛末がアニメ第1期の主題となっている。ガウルの直属親衛隊トリオの女性たち。マルチに活躍するトリオユニットであり、ガレット内でも上位に入る実力者であるが、何かと問題を起こしており、エクレールからは「3バカ」と呼ばれている。由来はスポンジケーキの生地の一種「ジェノワーズ」。ビスコッティ共和国の西側にあるリスのような雰囲気、リス耳やリス尻尾を持つ人々が暮らす国で、公国の祖は英雄王アデル。ビスコッティやガレットに住む種族に比べてやや運動能力に劣るため、戦興業はあまり盛んではない。ただし、パスティヤージュの山岳部に生息する大型鳥「ブランシール」を飼育して乗用鳥とする技術や輝力の独自運用技術である「晶術」など、両国には無い技術が受け継がれており、飛空戦に優れる「空騎士」が活躍している。国名の由来は砂糖菓子の一種・「パスティヤージュ()」。英雄王の丘にある石碑で長く眠っていたが、シンクとクーベルが一緒に石碑に触れたことで封印が解けて古の眠りから目覚めた者たち。なお石碑に関しては英雄王の子孫であるクーベルしか知らない。マキシマ兄妹(イスカとブリオッシュ)とは古くからの友人で、英雄王を召喚した姫様を加えた5人は、フロニャルドの平和の礎を築いた伝説の勇者パーティーである。うさぎっぽい人々が住むフロニャルド北方にある国で、ベールの故郷でもある。ガレット獅子団領の東側に位置する国で、貿易相手として双方交流がある。イタチのような耳と尻尾を持つ人々が暮らす国。国名の由来は糖衣菓子の「ドラジェ」。本作では、原作者として位置付けられている都築真紀が裏設定を含む作品設定を考案し、全話の脚本を担当し、詳細なト書きでアクションの内容を指示した。都築は声優のキャスティングについても采配を振るい、誰が演じるのかを念頭に置きながら登場人物を設定していったという。ただし都築が一度に多くを語ることは少なく、監督の判断に任されたり助言に留まったりした部分も多かったという。現場スタッフの多くは『魔法少女リリカルなのはシリーズ』から引き継がれた。以前は『なのは』公式サイトにも本作品のWebバナーが貼られていた。オープニング主題歌の作詞およびボーカルの担当には、本作の制作チームとともに『魔法少女リリカルなのはシリーズ』の主題歌に一貫して携わり、本作でもリコッタ役およびナナミ役を演じている水樹奈々が起用されている(第2期の作詞は担当していない)。エンディングテーマおよび挿入歌は、作中において歌手でもあるヒロイン、ミルヒオーレ役を演じる堀江由衣がボーカルを務めている(挿入歌は登場人物名義)。挿入歌の作曲・編曲はI'veのクリエイターが担当しており、I'veが声優に楽曲提供を行うのは本作が初めてである。挿入歌の作詞は原作者の都築真紀が担当し、登場人物のミルヒオーレが詩を書いているという設定で、「恥かしい歌詞」を意識して作詞が行われた。次回予告に映像は流れず、デフォルメキャラによるアニメが描かれており、先の展開にはあまり踏み込まない内容となっている。第1期の第10話の予告ではサブタイトルも明かされなかった。この他、第1期ではニコニコチャンネルにて5月22日以降第7話より毎週ネット配信(期間限定無料)された。第1話から第6話までも同時に配信開始されたが、第1話のみ無料配信、それ以外は有料配信のみとなっている。テレビアニメ版のBlu-rayやDVDの販売は、PROJECT DDに加盟しているアニプレックスが手掛けており、Blu-rayは完全生産限定版のみ、DVDは完全生産限定版と通常版の販売となっている。完全生産限定版特典として、第1期各巻共通で「羽々キロ描き下ろし三方背BOX」「坂田理描き下ろしデジパック・ピンナップ・ピクチャーレーベル」「特製ブックレット同封」、第2期各巻共通で「坂田理描き下ろデジジャケット仕様」「特製ブックレット同封」となっており、それに加えて各巻ごとにそれぞれ異なるアイテムを同封している。また、第1期、第2期とも特定の対象店舗でBlu-rayやDVDを購入することにより、先着順で「店舗別購入特典」や「Blu-ray・DVD全巻購入特典」アイテムが貰えた。なお、第1期のBlu-ray・DVD全巻購入特典である都築真紀描き下ろしのドラマCDには、EPISODE 13.65「みんなで夏を待ちながら」が収録されており、第2期での新設定である「リコッタの新型勇者召喚術式」「レベッカとナナミの召喚」「パスティヤージュ公国・クーベルの戦興業参戦」が判明する。原作者である都築真紀による小説作品が、『月刊ニュータイプ』(角川書店)にて2011年3月号から2011年7月号にかけて全4話が連載された。イラストは羽々キロが担当している。内容は、地球側・フロニャルド側の登場人物たちの過去をそれぞれ描く前日譚から始まり、テレビアニメ本編の内容へと続いていく構成となっている。前述をまとめた単行本は角川スニーカー文庫(角川書店)から2011年6月に発売が予告されていたが刊行されず、2013年1月現在でも刊行されていない。都築真紀原作、藤真拓哉漫画による漫画版が、角川書店が出版している複数の雑誌を渡り歩くという形式で連載され、前述をまとめた単行本が角川コミックス・エース(角川書店)から刊行されている。内容は、テレビアニメ本編の合間に起こった出来事という設定の、オリジナルのサイドストーリー集となっている。本作のコミックアラカルト-おいでませ、フロニャルド編-が、コンプエース編集部(角川書店)から刊行されている。セブン・アークス発売、アニプレックス販売によるドラマCDが発売されている。テレビアニメ本編のエピソード同士の合間に起こった出来事や、第1期最終話後の後日談を描く。作品の内容解説やスタッフインタビューを収録したファンブックが刊行されている。本作のヒロイン、ミルヒオーレ・F・ビスコッティのフィギュアが、グリフォンエンタープライズ(1/7スケールPVC塗装済み完成品)、グッドスマイルカンパニー(ねんどろいどシリーズ)、マックスファクトリー(figmaシリーズ)から商品化されている。(ねんどろいどでは他にリコッタ、レオ閣下。figmaではレオ閣下も商品化されている。)このうち、グッドスマイルカンパニーのデフォルメフィギュア「ねんどろいど」シリーズで商品化されている関係から、バンダイナムコゲームスから2012年2月23日に発売されたPlayStation Portable用コンピュータRPG『ねんどろいど じぇねれ〜しょん』に、複数あるクロスオーバー作品からの登場人物のひとりとして、本作の登場人物であるミルヒオーレが参加している。2011年3月27日には、当初開催が予定されていた「アニメ コンテンツ エキスポ」にて、テレビアニメ第1期第1話の放送開始を目前に控え、本作に関連したイベントが行われることになっていたが、同イベントは3月11日の東日本大震災の影響により中止となった。実際の3月26日と27日にはアニメショップ「ゲーマーズ」の3店舗で第1話の先行上映会が開催され、グッズの配布と引き換えに、東日本大震災義捐金の受付などが行われた。2011年10月2日には東京ドームシティホールにて、本作に関するイベント「DOG DAYS 特別興業 -フロニャ祭2011-」が開催された。イベントではアニメ第2期の製作が発表された。2012年11月25日には、東京ドームシティホールにて、本作に関するイベント「DOG DAYS 特別興業 -フロニャ祭2012-」が開催された。イベントではアニメ第3期の製作が発表された。

出典:wikipedia

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