NMB48(エヌエムビー フォーティエイト)は、秋元康のプロデュースにより、2010年に誕生した、大阪市・難波を拠点とし近畿地方を中心に活動する日本の女性アイドルグループ。AKB48の全国展開の一環で、名古屋のSKE48に続く第2弾として大阪市が選ばれ、2010年10月9日の東京・葛西臨海公園での野外ライブ『Visit Zooキャンペーン応援プロジェクト AKB48 東京秋祭り supported by NTTぷらら』において初めてお披露目され、発足した。これにより、秋元康プロデュースによる「48プロジェクト」(「AKB48グループ」とも)ユニットが日本三大都市圏に出揃った。グループ名の「NMB」の由来は、劇場の所在地である中央区と浪速区に跨る大阪の二大繁華街の一つ、ミナミにある「難波(なんば)」(NAMBA)からで、「難波48」とも称される。活動方針に関してはAKB48や他の姉妹グループと共通する部分がある。また、SKE48やHKT48と同様に、メンバーがAKB48名義のシングルの歌唱メンバー(選抜メンバー)となったり、AKB48の握手会やコンサートなどのイベントに参加したりする。中央区の難波千日前、なんばグランド花月向かいのYES-NAMBAビルに『NMB48劇場』を有している。2010年12月3日に閉館したbaseよしもと(現在は5upよしもとを経てよしもと漫才劇場)を改装してできたもので、2011年1月1日の初演以来ここで定期的に公演を行っている。2009年8月から2012年3月まで共用だったAKB48劇場、オープンから2012年8月まで共用だったSKE48のSUNSHINE STUDIO(現・SKE48劇場)とは異なり、NMB48劇場は一貫してNMB48の公演専用となっている。姉妹グループ同様、メンバーを定期的に募集しオーディションを経て採用している。2016年までに計5回のオーディションを行い、第5期生までが活動を行っている。それに加え、合同オーディションである『AKB48グループ ドラフト会議』でNMB48各チームに指名されたドラフト1 - 2期生や『ポスト山田菜々オーディション』の合格者、AKB48のオーディションで採用され移籍したメンバーも共に活動を行っている。また、チーム制を導入しており、グループ名「NMB」から1文字ずつ取った「チームN」「チームM」「チームBII(ビーツー)」の3つのチームと、チームに所属していない研究生により構成されている。2011年3月のチームN結成から原則16名のチーム制を導入していたが、2014年4月に開始した新体制からは各チームの定員が20名程度に増え、劇場公演時のみ16名出演という制度になった。メンバーは2016年10月16日時点で、チームN 13名、チームM 19名、チームBII 14名、研究生 15名の計61名であり、そのうち2名がAKB48との兼任である。AKB48・SKE48同様に、総合プロデューサーの秋元康が全ての楽曲の作詞を手掛けている。2011年7月20日にリリースしたシングル『絶滅黒髪少女』でlaugh out loud! recordsからメジャー・デビュー、AKB48の姉妹ユニットでは初めてデビューシングルでオリコンウィークリーチャート初登場1位を獲得する。その後3作連続で同1位、また5thシングル「ヴァージニティー」から10thシングル「らしくない」まで6作連続1位を継続しているほか、2013年2月27日には1stアルバム『てっぺんとったんで!』をリリースしこれもオリコン週間アルバムチャートで初登場1位となった。AKB48や姉妹グループ同様、コンセプトの根幹に「会いに行けるアイドル」を据えて、恋愛禁止のルールなどを引き継いでいる。その一方で、他のユニットとのイメージの差別化もみられる。例えば、吉本興業系列の事務所所属ということでコントや漫才にも力を入れており、『R-1ぐらんぷり』や『キングオブコント』への出場歴があるメンバーもいるほか、吉本新喜劇やお笑い番組などへの出演は多岐にわたる。また、1stシングル「絶滅黒髪少女」のタイトルに採用されたように当初はメンバーは黒髪とすることがルールとなっていた(AKB48やSKE48も一時期同様だった)が、現在は18歳以上のメンバーに限り黒髪のルールが解禁となっている。SKE48やHKT48と同様に、地域密着を掲げていて、大阪を中心とする近畿地方でイベントやコンサートを行ったり地域イベントに参加したりするなど、地域活動に重点を置いており、メンバーも一部を除き近畿地方出身者である。AKB48や姉妹グループ同様、NMB48のシングル発売記念の握手会を独自に開催している。シングルの「通常盤(初回生産分)」については、握手券1枚につき1人または複数のメンバーとの握手となる「全国握手会」、「劇場盤」については購入時に指定したメンバー1人との握手となる「個別握手会」を行う。開催地は本拠地・大阪のほか、SKE48やHKT48と同様に、関東地方や名古屋などでも開催している。また、NMB48独自のサービスとして、カメラ付き携帯電話等でメンバーとの2ショット写真を撮るシングル発売記念「写メ会」(途中から「なんば式写メ会」に変更)、CDケース(途中からメンバーソロショットのオリジナルアナザージャケット)にメンバーのサインを貰うシングル発売記念「なんば式サイン会」を実施している。劇場公演終了後は、他の姉妹グループと同様にメンバーによるハイタッチが行われるが、NMB48独自のサービスとして劇場係員によりランダムで選ばれたメンバー1名から肩たたきを受けるファンサービスも行われていた(現在はAKB48グループ共通施策としてステージでのお見送り会に変更されている)。メンバー個人が持つファンとのコミュニケーションツールとして、全メンバーが対象の『NMB48オフィシャルブログ powerd by Ameba』のほか、ソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)の一種であるGoogle+、Twitter、755、Instagram、有料会員登録制でメンバーのメッセージをメールで配信する『NMB48 Mail』がある。AKB48のピンク、SKE48のオレンジ、HKT48の黒、NGT48の白の単色の背景であるのとは異なりNMB48ではヒョウ柄となっており、メンバーの着用する衣装もグループロゴにちなんだヒョウ柄をあしらったものが採用されている。京楽産業.と吉本興業の合弁会社である「KYORAKU吉本.ホールディングス」が運営会社となっていて、メンバーの所属事務所もAKB48グループ相互間の移籍・兼任メンバーを除くとすべてここである。また、所属事務所と異なる系列のレーベルである他の姉妹グループと違い、所属レーベルのlaugh out loud! recordsも吉本興業の子会社である。NMB48メンバーがAKB48グループとして活動する場合は、AKB48の運営会社であるAKSが統括する。これはかつてピタゴラス・プロモーションに所属していた頃のSKE48(現在は一部を除きAKS所属)と同様である。NMB48の商標権は、株式会社AKSではなく、運営会社のKYORAKU吉本.ホールディングス株式会社が保有している。このため関連商品に標記される著作権標記は「©NMB48」となっている。総合プロデューサーは姉妹グループと同様に秋元康であるが、プロジェクトプロデューサーである剱持嘉一が事実上の運営の最高責任者であり、チーフマネージャーの關根清隆が各種活動やメンバー、スタッフの統括を担っている。さらに、姉妹グループと同様、「劇場支配人」と呼ばれる役職が置かれている。。シングル発売後行われる握手会においては「支配人部屋」が設けられ、劇場支配人に対するファンの意見陳述の場となっている。NMB48劇場支配人は発足時から一貫して金子剛が務めていて、2013年1月のAKB48リクエストアワーにおいて姉妹グループの支配人異動が発表された際も留任となっている。メンバーは、5度のメンバーオーディション、特別オーディション(城恵理子)、『AKB48グループ ドラフト会議』、『ポスト山田菜々オーデション』のいずれかのオーディションまたは、AKB48・SKE48・HKT48との兼任、AKB48からの移籍を経て加入している。NMB48では、AKB48同様グループが大人数であること、通常はそれぞれのチームに分かれて公演を行っていることなどから、シングルをリリースする際、または写真集・雑誌のグラビア写真等には一部のメンバーが選抜され、レコーディング、CDジャケット、ミュージック・ビデオ(「絶滅黒髪少女」を除く)およびプロモーション活動には選抜メンバーのみが起用される。ただし、テレビ出演の場合は全員が出演、あるいは一部メンバーが入れ替わって出演するなどのケースがある。SKE48、HKT48と同様に、シングル表題曲の選抜人数は16人で固定されていた(1stシングルから9thシングルまで)。通常盤が3タイプリリースされるようになった2ndシングルから4thシングルまでは、SKE48の「セレクション8」と同様に選抜よりも少人数の7人で構成される「NMBセブン」(なんばセブン)が結成され、TYPE-Cのカップリング曲を担当している。さらに、AKB48シングルの選抜メンバーにNMB48のメンバーが選出されることがある。そのメンバーを選出する「選抜総選挙」には第3回で研究生を含めた全メンバーが参加した。また「じゃんけん大会」では第2回で予備戦を勝ち抜いたメンバーのみが参加した。"シングルCD関連の選抜メンバーについてはNMB48の楽曲一覧から、AKB48シングルの選抜メンバーについてはAKB48の関連作品からそれぞれ各シングルCDの記事を参照"シングルをリリースする際にはSKE48のシステムを踏襲した「白組」「紅組」が結成され、白組はTYPE-Aの、紅組はTYPE-Bのカップリング曲を担当している。なお、「白組」「紅組」は選抜メンバーと表題曲の選抜に入らなかったメンバーの一部の計12名で結成されており、事実上選抜に準じたメンバー構成となっている。なお、4thシングルまでは選抜メンバーは全員がどちらかに参加していたが、5thシングルからは各4名ずつ、8thシングルからは各2名ずつの参加となっている。3rdシングルと4thシングルは表題曲の選抜に入らなかったメンバー全員による「アンダーガールズ」が結成されている。5thシングルより「難波鉄砲隊」が結成されており、「白組」「紅組」同様、選抜メンバーと表題曲の選抜に入らなかったメンバーの一部で結成されており、後ろに「其之○」、と連番を付けられている。「NMBセブン」に代わってTYPE-Cのカップリング曲を担当。選抜と同様にメンバーはその都度選ばれ、人数も一定ではない。各シングルにおけるメンバーについては当該項目を参照。上記以外のシングルは、基本的には山本彩がセンター。2011年2012年2013年2014年2015年2016年2013年から行われているコンサートイベント。NMB48名義の楽曲、およびNMB48の劇場公演で使用された公演曲を対象とした人気投票で、ランキング形式で発表する。2013年は4月開催で1日のみで全30曲だったが、2014年は5月開催で2日間で25曲ずつ全50曲、2015年は8月開催で2日間4公演で1日50曲(各公演25曲)ずつ全100曲を発表する。AKB48がグループ全体の楽曲を対象としているのに対し、こちらはNMB48のみを対象としている。なお、AKB48の「リクエストアワーセットリストベスト100」においても2012年の第5回目以降はNMB48の楽曲が対象に入り、ランクインしたことがある。歴代のベスト3の楽曲とサブタイトル・開催概要は以下の通り。2010年2011年2012年2013年2014年2015年2016年2011年1月以降、NMB48劇場において公演を実施している。その後、最終審査(もしくは選考のみ)が行われた模様だが、正確な日時・経緯等不明(メンバーのブログによるとお披露目の前日である10月8日に最終発表が行われた模様)。三次審査合格者39名から、下記の26名に絞り込まれ10月9日にお披露目されることとなる。2013年11月10日ドラフト会議開催、候補者29名中被指名者20名、うちNMB48から4名、2014年2月1日候補者4名お披露目。2015年5月10日第2回ドラフト会議開催。候補者47名中被指名者24名、うちNMB48から7名。
出典:wikipedia
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