スプレィンギサンドゥル (氷語: Sprengisandur、「吹き出す砂原」の意) はアイスランド語の単語で、3つの意味を持つ。1. アイスランド中央高地の、ホーフス氷河とヴァトナ氷河にはさまれた地域2. 上の地域を通る道路3. 上の道路に近い(がつながってはいない)、滑走路が二つある小さな離着陸場 (ICAO: BISP)上の 2. が意味するスプレィンギサンドゥル高原道路は総延長約200kmの、アイスランド最長の道路である。南端はヘクラ火山の近くで、そこからはランドマンナロイガル () に続く道が別に延びている。アイスランド島の南北も結ぶ道として、スプレィンギサンドゥル道も、キョルル道とカルディダールル道と同様に非常に長い歴史を持ち、アイスランドに人が住み始めたごく初期からその記述がある。しかし天候の変わりやすさ (夏でも雪が降ることがある) や溶岩原の広がる殺風景さなどから、快適な道路とは言えない。決して実り豊かな土地とは言えない中央高地では、人びとは、水や草を自分たちや家畜のために得るために、馬に乗ってあちこち"飛び回る" (英: "spring") 必要があった。この英語の spring と同源ではないかと言われている。また加えて当時、この地域では幽霊や山賊がでるといううわさ話がいつもあり、スプレィンギサンドゥルを通ろうする人は少なかった。そのことはアイスランドの古い民謡 "Á Sprengisandi" に歌われている。スプレィンギサンドゥルの途中には小さなオアシスがあり、そこにはアイスランド・ハイキング・クラブが設置した小屋"ニーダールル" ("Nýidalur"、ニー渓谷の意) がある。
出典:wikipedia
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