嘉義県（かぎけん）は台湾南部の県。台湾語ではKa-gīと発音される。県政府（日本の県庁に相当する。）所在地は太保市。中は嘉義市、南東部は高雄市、南部は台南市、北部は雲林県、北東部は南投県とそれぞれ接しており、県内を北回帰線が通過している。かつては平埔族の一つであるホアニア族が居住する地域であるが、現在は台湾原住民の鄒族が多く居住している。なお、嘉義県の位置については、「台湾の行政区分」にある地図を参照。国民小学は日本の小学校に相当する。国民中学は日本の中学校に相当する。高級中学・高級職業学校は日本の高等学校に相当する。西部幹線縦貫線によって台湾西部の主要都市と連絡されているほか、観光鉄道として著名な阿里山森林鉄道が県内を通っている。台湾版の新幹線である、台湾高速鉄道の開通により、嘉義から台北までは約1.5時間、高雄までは約30分で連絡されるようになった。中山高速公路、第二高速公路の2本の高速道路で台湾西部の主要都市と連絡されている。嘉義空港（かぎくうこう、英語:Chaiyi Airport ）から、(日本静岡県静岡空港からのチャーター便がある、台湾馬公、金門への定期便が就航している。)農業県であり県内では高山茶のほか、柿、梨、グアバ、愛玉子、ライチ（茘枝）など果実の栽培が盛んである。

出典:wikipedia