サン＝プリースト （Saint-Priest）は、フランス、ローヌ＝アルプ地域圏、ローヌ県の都市。リヨン南東部の郊外都市である。大リヨン都市圏に属する。西をヴェニシュー、北西をブロンと接する。陶器の破片を含む数多くの考古学的発掘から、太古よりこの地に人が定住していたとみられる。新石器時代から青銅器時代初期までのものである多くの墓、副葬品、陶器や石器が見つかっている。20世紀の間に、サン＝プリーストは人口約2500人から約40,000人まで急増した。20世紀初頭のサン＝プリースト村には、穀物や野菜、ワイン生産、家畜の飼育を行う農民が暮らしていた。サン＝プリーストは、リヨンへの牛乳供給地であった。リヨンの織物業者たちがマニシューやミ・プレーヌ集落に業務を委託した。1918年以降、急速な工業化が進んで人口が倍増した。1968年、サン＝プリーストはイゼール県からローヌ県へ移った。ルノートラックやKLMの工場がある。コミューン東部は現在も農業生産地（ナタネやヒマワリの栽培）である。

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