愛媛県立西条高等学校（えひめけんりつさいじょうこうとうがっこう）は、愛媛県西条市明屋敷に所在する公立の高等学校。1896年に愛媛県尋常中學校東予分校として開校した公立学校。進学校として知られる。校地は江戸時代の西条藩陣屋跡で堀の内側にあり、堀には噴水が設置されている。また、陣屋の正門である大手門がそのまま使われているという、全国でも珍しい校門がある。硬式野球部は、1959年の第41回全国高等学校野球選手権大会では夏の甲子園優勝を果たしている。合唱部は、1978年第45回NHK全国学校音楽コンクールで最優秀賞獲得(現、金賞)。1996年に行われた第16回全国高等学校クイズ選手権でも全国優勝を果たす。この三大会での全国制覇は西条高校のみである。2015年（平成27年）に創立120周年を迎えた。お堀に囲まれたところに立地しており、学校周辺にはマンションやアパート、一戸建て住宅が多数立地している。耐震性の確保を主な理由とし、2013年（平成25年）9月から体育館の新築工事が行われた。2014年（平成26年）9月までに旧体育館の解体と新体育館の着工が開始され、2015年（平成27年）3月に完成した。新体育館は既存の体育館を解体して跡地に建設。その規模は鉄筋コンクリート一部木造2階建て延べ1696mである。高いレベルの文武両道を目標に掲げており、部活動が盛んである。

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