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ユニットバス

ユニットバスとは、工場などで予め防水性の高い素材を用いて天井・浴槽・床・壁などを成型しておき、現場に搬入した後にそれらを組み立てる浴室のことである。間取図などで用いられる記号はUB。タイルを1枚ずつ貼って造る在来工法の浴室と比べ、短時間施工が可能であるうえに階下への水漏れのリスクが少ないことから、戸建住宅からマンション、ホテル、アパート、病院などに至るまで、さまざまな建築物に用いられている。最近では、サイズや機器のオプションが自由に選べるものが増えていることから、「システムバス」と呼ばれることも多い。2014年現在では、日本国内の浴室の約95%を占める。西洋式にトイレ、洗面台、バスタブを同室内に設置するタイプのユニットバスもあり、これを3点ユニットと呼ぶ。「ユニットバス」、「システムバス」ともに和製英語。英語ではbath moduleという。類似のものとして、バックミンスター・フラーが金属製の浴室ユニット『ダイマキシオンバスユニット』を1938年に特許出願したが、アメリカではほとんど普及しなかった。現在につながるFRP製のユニットバスは、日本で開発された。1964年の東京オリンピックを控え、急ピッチで建設が進められていたホテルニューオータニで、内装工事を可能な限り省力化するために考案された。主に開発に携わったのは、日立化成工業(現:ハウステック)・東洋陶器(現:TOTO)の2社である。それまで1部屋につき職人数人と1か月を要していたバスやトイレの施工が、運び込んで設置するだけで良いユニットバスを採用したことにより、わずか数時間に短縮されたという。実際、ニューオータニでは1000室以上にも上る全客室へのユニットバスの据付作業を、3か月半で完了したとされる。なお、この「初代」とも言うべきユニットバスはTOTO本社にも現存していなかったが、2014年7月にはニューオータニ内の倉庫となっていた部屋に当時の設置状態で現存していたことが判明した。これは2015年8月にTOTO本社に隣接された資料館「TOTOミュージアム」へ移設され、一般公開することとなった。日本における住宅向けのユニットバスは、そのサイズがほぼ規格化されている。縦方向と横方向のサイズを10cm単位の数字で表す「1216」、「1317」、「1416」、「1418」、「1616」、「1818」、「1620」などがある。ユニットバスはホテルや単身用集合住宅などに用いられるいわゆる3点ユニットを中心に普及したため、「洗面所やトイレが同室内にある洋式のバスルーム=ユニットバス」であると理解している人が少なからず存在する。アメリカでは労働組合の力が強く、建物建築時に浴室工事を行うアスファルト防水、押さえモルタル、配管、シンダーコンクリート打設、タイル張り、窓と天井の大工作業、などのそれぞれの職人・作業者の職場を確保するため、ユニットバスの使用は制限されている。

出典:wikipedia

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