『MÄR - Märchen Awakens Romance』(メル)は、安西信行による日本の少年漫画。2003年から2006年まで『週刊少年サンデー』(小学館)で連載されたバトルファンタジー漫画。タイトルは、ドイツ語のMärchen(メルヘン)にちなむ。しかし、北米での公式な読み方は「マール」。2005年4月に『MÄR-メルヘヴン-』のタイトルでテレビ東京系列にてアニメ化、その後コナミデジタルエンタテインメントからテレビゲーム・トレーディングカードゲーム化された。本作品の重要なアイテムであるÄRMは、安西の趣味であるシルバーアクセサリーを基に考案された。ちなみに原作・アニメ内では指輪やブレスレット、ネックレスなどの種類があるが、実際に商品化された際には指輪に統一されている。当時、『サンデー』連載中の作品としては、単行本の売り上げが『名探偵コナン』に続く第2位まで上昇するほどのヒット作であったが、安西の意向により全15巻で終わることとなる。そして2006年39号から2007年28号まで、星野倖一郎の作画による続編『MÄRΩ』(オメガ)が連載された(全4巻)。メルの公式ファンブック『アクトシルバー』も発売されている。アニメにおいては、テーマソングを全てのオープニング・一部のエンディングにおいてGARNET CROWが歌っている。特に2006年の同アーティストのシングルCDリリースは「籟・来・也」「まぼろし」を除き、すべて同番組のタイアップである。その理由としてGIZA studioのバックアップによることが挙げられる。メルヘンの国に憧れていた普通の中学2年生虎水ギンタは、「門番ピエロ」と呼ばれるÄRMの力で異世界、メルヘヴンへ召喚された。この世界では、ÄRMという魔法のアクセサリーが存在し、それを使用することによって、使用者に力を与えることができる。メルヘヴンに来たギンタは「バッボ」という生きたÄRMと出会い、仲間たちと出会い、共に戦闘集団「チェスの兵隊(コマ)」に立ち向かう。この世界におけるマジックアイテムの総称。これを使う術者はÄRM使いと呼ばれる。使いこなすには、経験を積み重ねることで術者に染み込んでいく「魔力」とÄRMを“自分の体の一部”のように心を通わせる(シンクロさせる)ことで呼び覚まされる視覚や聴覚、触覚などとは異なる感覚である「シックスセンス(第六感)」が必要とされる。「シックスセンス(第六感)」は、主に直感や想像力が必要とされ、会得できれば相手の弱点ポイントやÄRMの動きを的確に見切ることができる。本戦の試合形式は1対1のÄRMバトルを団体戦形式で行われ、以下の手順を踏む。EDのスタッフロール終了後から次回予告の間にあたるパタパタアニメ風のコーナーで、エドワードとベルがかけ合う型式である。時間は30秒。テレビの放送コードその他の関係で、アニメでは原作には無い設定を追加したり、所々セリフが変えられていたりしている。すべてコナミから発売された。
出典:wikipedia
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