シルク・ドゥ・ソレイユ(、日本語直訳: 太陽のサーカス)とは、火喰い芸の大道芸人だったギー・ラリベルテが、1984年にカナダ・ケベック州で設立したエンターテイメント集団、及びそれを管理する会社の名称である。今日シルク・ドゥ・ソレイユでは複数のレジデントショー(常設公演)、ツアーショー(巡回公演)を並行して行っており、独特のスタイルに基づいたそれらのショーは、その芸術性の高さから多くの名声を集め、世界中で幅広い人気を博している。カナダ・ケベック州モントリオールに国際本部が置かれている。ショーのスタイルにはサーカスの伝統様式を取り入れているが、演者としての人間を強調する「ヌーヴォー・シルク(新サーカス)」と呼ばれるもので、動物を使った曲芸は行わない。大道芸、サーカス、オペラとロックの要素をふんだんに取り入れ、体を自在に曲げる軽業や、ジャグリング、力業、道化と空中ブランコなどがよく登場する。彼等のショーに登場する衣装は非常に多彩でそして創造的であり、祝祭の雰囲気を醸し出している。衣装は外注だと満足できる物が作れない、と考えている為、肌襦袢も含めた全ての衣装のデザインと染色と縫製は自社の専属スタッフが行っている。また、特に常設舞台では莫大な金額をつぎ込んで複雑な機構を持つ大規模なセットを組むことが多い。2003年から2007年にラスベガスのシーザーズ・パレス・ホテルで行われたセリーヌ・ディオンの常駐ショー「A New Day」は、フランコ・ドラゴーヌ(シルク・ドゥ・ソレイユの監督)がプロデュースし、シルク・ドゥ・ソレイユに着想を得たものである。シルク・ドゥ・ソレイユの芸術性や創造性の秘密、安全面での取り組み等、シルク・ドゥ・ソレイユの内側を物語風に紹介した『白い扉の向こう側 ようこそシルク・ドゥ・ソレイユへ』が2007年2月にランダムハウス講談社から刊行されている。2010年4月にはマイケル・ジャクソンの音楽を題材としたミュージカルを制作するとHP上で発表した。2011年12月から始まった彼のコンサートを模したショーの世界ツアー行った後、2012年から内容をよりミュージカル色の濃いプログラムに改変し、ラスベガスのマンダレイ・ベイ・ホテルでレジデント・ショーとして公演する予定。2012年11月9日にジェームズ・キャメロンがプロデューサーとして参加した、映画『シルク・ドゥ・ソレイユ3D 彼方からの物語』が公開された。2013年2月14日にシルク・ドゥ・モンド(意味=世界のサーカス)と呼ばれる無料のサーカス教室を、カナダ、アメリカ合衆国、ブラジル、チリ、オーストラリア、南アフリカ、モンゴルを含む世界15か国の貧困地域で、現地のNGO、自治体、企業の協力で運営し、シルク・ドゥ・ソレイユのコーチから指導法を学んだ現地の人が、教育が行き届かず失業率も高い現実で将来を悲観したストリートチルドレンにサーカスを指導する事で、自分の無限の可能性を引き出して現実社会に役立てる人(サーカス団員ではなく現地で就職や家事が出来る人)を育てる福祉活動をしている事が、NHK総合テレビの『地球イチバン』で紹介された。2013年6月29日にラスベガスのMGMグランドで「カー」の公演中に演者が落下し死亡する事故が発生。シルク・ドゥ・ソレイユで初の死亡事故となった。2015年11月9日、シルク・ドゥ・ソレイユはMSCクルーズとの長期的パートナーシップを結び、2017年に就航する新造船、MSCメラビリアにてほとんど毎晩ショーが開かれる予定になっている。また、2019年、2020年に同クラスの3船が加わりそこでもシルク・ドゥ・ソレイユによるショーが公演される予定である。この新造船の劇場はシルク・ドゥ・ソレイユを誘致するために設計され、ショーの内容もMSCクルーズ専用となっている。有料である。常設公演は2012年12月現在、3都市で8公演。2013年春には、「Michael Jackson」がレジデントショーとして9公演される予定。 日本でのツアーショー(巡回公演)はフジテレビジョンが各地の (FNS) 系列局と共催する形で1992年(平成4年)から行われている。シルク・ドゥ・ソレイユには世界トップクラスの大道芸人、ダンサー、アスリート、美術家などが集まる。日本人も活躍している。カプリオール(シルク・ドゥ・ソレイユ初のダブルダッチアーティスト)
出典:wikipedia
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