南部町（なんぶちょう）は、青森県三戸郡内の中央部に位置する町。南部町は青森県南東部、三戸郡内の東部に位置する。町の南部には標高615mの名久井岳があり、町の中心部を馬淵川が東西を横断するように流れている。地形は、馬淵川沿いは平坦であるが、平地は少なく丘陵地帯が大部分を占める。南部藩発祥の地である。町内には南部氏に縁の史跡が多数存在する。"旧名川町の歴史は名川町#歴史、旧福地村の歴史は福地村 (青森県)#歴史を参照"南部町は国の定める以下の地区に指定されている。町の基幹産業は、果樹栽培を中心とした農業である。リンゴ、サクランボ、ブドウ、セイヨウナシ（ゼネラル・レクラーク種）、カキ（ミョウタン）等の果樹、及び食用菊（阿房宮）の栽培を中心としている。全国で唯一の町営青果市場が運営されている。※2006年（平成18年）4月1日より、青森県警警察署再編計画に基づき、八戸警察署管内だった旧福地村の地域を含む南部町全域を三戸警察署が管轄する。※：旧福地村域には郵便局・JA以外の金融機関の支店を置いていない（ただし旧福地村域に関しては青森銀行・みちのく銀行の各ATMのみが存在）。※東北新幹線も当町南東部を通っているが、当町内に駅は無い。南部町内の電話番号は、旧町村により市外局番が異なる。旧福地村域・旧名川町域は八戸市などと同じ「0178」(八戸MA) となっており、旧南部町域は三戸町などと同じ「0179」(三戸MA) となっている。

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