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AK系アサルトライフルの銃剣

AK系アサルトライフルの銃剣は、ソ連・ロシアのAK系アサルトライフルシリーズに用いられる銃剣のことである。これらの銃剣は、いずれもステンレススチール製のブレードを持つナイフ型のもので、着剣すると刃が上向きになることも特徴の一つ。特にAKM用以降の銃剣は多機能銃剣の元祖といえ、そのコンセプトは後に開発された米軍のM9にも採用されている他、ドイツのACKコンバットナイフもこれらによく似た形と機能を持っているなど、各国に与えた影響は決して小さくない。銃剣としての用途のほかに荒い雑事に使うことも想定してか非常に柔らかい鋼材で制作されている(一説にはHRC50程度と言われており、一般的に砥ぎやすいとされている440Cよりも遥かに柔らかいと思われる)。それぞれの銃剣にはGRAU(ロケット砲兵総局)によって登録番号が付与されている。同国の狙撃銃であるSVDにも着剣装置がついており、AK用の銃剣(恐らく6kh3以降)を着剣できる(初期型SVDや、その近代化モデルのSVDMには着剣装置が見られるが、折り畳みストック付きのSVDSには着剣装置がないので着剣できない)。この他同国の突撃銃AN-94 アバカンにも6kh4以降なら着剣が可能と思われる。この場合、刃が水平となるように着剣するのが特徴である。また、6kh2は不明だが、6kh3、6kh4、6kh5は両刃ではなく片刃のエッジを持っている。AKシリーズのアサルトライフルが世界各地で使われているのと同様に、AK用銃剣もAKを使用しているいくつかの国々で使われている。そして、ライセンス生産のAKがソ連・ロシア製と多少異なっているのと同じように一部の物もまた、違う特徴を見ることができる。6kh2(ロシア語:6Х2)AK-47III型用の銃剣。SVT-40に使用されていたM1940銃剣を改良したナイフ型銃剣で、1953-1959年までソ連のウドムルト共和国にあるイジェフスク造兵廠(現イズマッシュ)で製造された。200mmの刃渡りを持つ。銃本体には銃剣取り付け用のラグが無いため、マズルプロテクターの段差と、バレルを利用して固定する。6kh3(ロシア語:6Х3)AKM用の銃剣で、上記のGRAUコードの他にMODEL59、AKM TypeIなどと呼ばれる。1959-1960年代後期のいずれかの時期にイジェフスク造兵廠で製造された。クリップポイント形状のブレードを持つ。前述の通り多機能銃剣のはしりと言えるモデルで、バックソーや鞘と組み合わせて使用するワイヤーカッターを持つ。オレンジ色のベークライト製グリップを持ち、鞘は鉄製でゴムのグリップが巻かれている。これは、通電ワイヤーを切断することを考慮しているためと考えられる。146mmの刃渡りを持つ。6kh4(ロシア語:6Х4)AKM/AK-74用の銃剣で、MODEL74、AKM TypeIIとも呼ばれる。1960年後期(1969?)-1983年まで製造された。このモデルはイジェフスク造兵廠だけでなくツーラ造兵廠(現 KBPトゥーラ器械製造設計局)でも製造されていた。両者を見分ける方法はグリップや鞘にある造兵廠のマークの形で、△型の中に↑が入ったマークがイジェフスク製、☆型の中に↑がツーラ製である。オレンジ色のベークライト製グリップ、バックソー付きクリップポイントのブレード形状など6kh3と多くの共通点を持っているが、いくつか異なる点がある。まず分かりやすいのが鞘で、6kh3では鉄製でゴムグリップが巻かれていたが、6kh4では先端のワイヤーカッター部分以外はグリップと同じオレンジ色のベークライトで覆われている。また、6kh3ではグリップ後端が一体構造であったが、6kh4ではグリップ後端の着剣装置がネジで外れるようになっている。着剣装置の形状も6kh3では銃身側へカーブしていたが、6kh4では直線的なデザインになっている。AKM用(恐らく6kh3)はグリップが干渉してAK-74には適合しないという話があるが、それはこの着剣装置の形状に起因するものではないかと考えられる。146mmの刃渡りを持つ。6kh4は製造期間が長かったため、アフガニスタン侵攻、チェチェン紛争だけでなく南オセチア紛争と、現在のロシア軍でも使用されているのが確認できる。6kh5(ロシア語:6Х5)現用のAK-74/AK-74M用銃剣で、MODEL83とも呼ばれる。本モデルは6kh4の後継モデルで、1983年からイジェフスク造兵廠で製造が開始された。バックソー付きのスピアーポイントのブレード、滑り止めが施されたポリマー製グリップ、プラスチックで覆われた鞘を持つ。機能は6kh3や6kh4に準ずる。プラスチック部品の成型色は焦げ茶色。着剣装置はグリップと一体の構造だと考えられる。159mmの刃渡りを持つ。6kh5はロシア軍の現用銃剣で、古くはソ連時代のアフガニスタン侵攻時の写真の中で、大半の兵士が6kh4を携行する中、一部の兵士が6kh5と見られるものを携行しているのが確認できる。AK-74M用の銃剣としても引き続き採用となり、その際プラスチック部品の成型色が黒色となった。近年多くのロシア軍兵士が携行する姿を確認できるが、完全に更新している訳ではない様で、一部では6kh4の携行が見られる。1. エッジを手前側にしてブレードの穴を鞘の先端の金具にはめ込む2. ブレードの背と金具の間に切断したいもの(ワイヤーなど)を通し、ハサミを使う要領で切断する。前述の通り本国製以外のAK用銃剣は国によって細かい部分で差異が見られることがある。例えば北朝鮮製では6kh2をそのままクリップポイントにしたような銃剣がAKM用として使用されており、東ドイツ製やポーランド製の6kh4銃剣は、ほぼソ連規格とほぼ同一のように見えるがバックソーが省かれている。このような特徴はこれだけでなく他にもまだあるが、ここでは割愛する。各国で本国製との違いが見られる一方でブルガリアの6Kh5の様に、刻印の違いなどごく細かい点を除いてソ連規格と同一の物が製造されている例もある。ドイツ連邦軍の現行主力小銃であるH&K G36にはAK用の銃剣が使用できる・できないといった論争が見られるが、そのままではマズルリングの大きさから装着できないというのが正しいようである。G36に着剣できるようにするにはマズルリングと一体化したヒルト部分を取り外し、G36に適合する部品へと付け替える必要がある。アリイが1/1 COMBAT SETS AK74 BAYONETSとしてゴム刃のプラモデルを販売していた。元々はエルエス社が生産していたが倒産によりアリイに金型が付き継がれた。現在は廃番となっている。このプラモデルは6kh4がモデルと考えられ、非常に精巧で実物に近いが、鞘は6kh4でなく6kh3のもので、黒い鞘にゴムグリップを巻いたものとなっており、セレーションもない。この組み合わせは本国版のものでなく、ポーランドで生産されたものに酷似しており、これをモデルにした可能性が高い。

出典:wikipedia

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