『シムアース』 (SimEarth) は、1990年にマクシスからPC/AT互換機用のゲームとしてリリースされたシミュレーションゲーム。 後にPC-9800シリーズ、Windows、Amiga、Macintoshなどに移植された。日本では1991年12月29日にスーパーファミコン版がイマジニアから、1993年1月14日にPCエンジンSUPER CD-ROM²版がハドソンから、1993年3月12日にメガCD版がセガより発売された。また、2009年5月12日からPCエンジン版がWiiのバーチャルコンソールで配信されている。前作『シムシティ』(1989年)が街を育てるゲームだったのに対し、本作は惑星を育てるゲーム。プレーヤーは神となって惑星上の様々な問題と課題を攻略していく。システムは大陸移動説や進化論などの科学理論と、地球を一つの生命体と捉える作者ジェームズ・ラヴロックのガイア理論に基づいてつくられている。また、地球物理学、地質学、生物学などの様々な分野の知識が応用されている。惑星環境を構成する要素は、地形・大気・生物・文明など多岐にわたり、それぞれが環境形成に大きく関係している。プレーヤーは刻一刻と変化する環境に対し、直接惑星に手を加えたり、各種パラメータを調整したりしながら対応する。惑星はコントロール次第でどのようにでも変えることができ、生命豊かな星にすることもできれば、生物が全くいない死の星にすることも可能である。本作では使用エネルギーの単位としてΩ(オメガ)が使われている。Ωは惑星をコントロールするために必要なものであり、Ωがなければ惑星に対して何もできない。実験モードでは無限に使えるが、それ以外の難易度では有限となっており、Ωを貯めるには時間の経過を待たなければならない。スーパーファミコン版の表現に準ずる。1から惑星を創るモード。マグマだらけの星に雨が降って海ができ単細胞生物が誕生し……といった星の成り立ちをそのまま体験できるモード。惑星の進化度合いに応じた4つのタイムスケール(下記参照)から選択して始められる。タイムスケールごとに時間の進行スピードが異なり、発展が進むにつれて遅くなっていく。一定基準を満たせば次のタイムスケールに移行し、文明が極度に発達するとエクソダス(惑星からの移住)が発生し宇宙へ移民してしまい、残った生物がまた進化して文明を持ち…という事の繰り返し。100億年経つと太陽が寿命を迎え巨大化してしまい、すべてを燃やし尽くすので、強いて言うならそれがゲームオーバーとなる。ミッションをクリアしていくモード。シナリオは全8つ。PCエンジン版及びメガCD版ではシナリオのひとつ。ガイア理論で紹介された思考実験モデル「デイジーワールド」をシミュレートするモード。公式攻略本には買ったばかりの人が遊ぶべきものではないと書いてある。このモードではデイジー以外の植物を配置することができず、生物を配置してもすぐに死滅する(ただし、ロボットは生き残ることがある)。各シナリオにはそれぞれトレジャーボックスが一つずつある。最初から存在する場合と一定条件を満たすと登場する場合がある。トレジャーボックスはマップモードの分類(目マークのアイコン)で、「ぶんめい」を選択すると、テラフォーマでない黒い点が一つ見つけることができる。これをエディットモードにおいて、黄色い箱を「ちょうさ」で調べると、トレジャーボックスを開けることができる。トレジャーボックスは見つけなくてもクリアは可能。 ゲーム誌「ファミコン通信」の「クロスレビュー」では合計24点(満40点)、「ファミリーコンピュータMagazine」の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、20.3点(満30点)となっている。ゲーム誌「ファミコン通信」の「クロスレビュー」では6・6・5・5の合計22点(満40点)、、「月刊PCエンジン」では80・85・80・70・75の平均78点(満100点)、「電撃PCエンジン」では60・60・65・70の平均63.75点(満100点)、「マル勝PCエンジン」では6・6・7・7の合計26点(満40点)、「PC Engine FAN」の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、19.02点(満30点)となっている。また、この得点はPCエンジン全ソフトの中で401位(485本中、1993年時点)となっている。ゲーム誌「ファミコン通信」の「クロスレビュー」では6・7・6・6の合計25点(満40点)、「メガドライブFAN」の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、19.5点(満30点)となっている。
出典:wikipedia
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