『キャッスルヴァニア』(北米: "、欧州: "Castlevania")は、コナミから2003年11月27日に発売されたPlayStation 2用ソフトのアクションゲーム。PlayStation 2での悪魔城ドラキュラシリーズ1作目。『悪魔城ドラキュラ黙示録』『悪魔城ドラキュラ黙示録外伝 LEGEND OF CORNELL』に続くシリーズ3作目の3Dアクションとなっている。全7ステージであり、一度クリアしたステージにもまた戻って探索できるのでステージクリア型を基本とした探索型システムといえる。舞台は11世紀で、(2013年現在)年表上は最古の作品であり(シリーズ最古の時代の作品は「キャッスルヴァニア ロード オブ シャドウ」)、主人公はレオン・ベルモンドとなり、ヴァンパイアキラー誕生とヴァンパイアとの戦いの因縁が描かれる。キャラクターデザイン・イラストレーションは小島文美。BGM作曲は山根ミチル。イメージキャラクターとしてタレントのソニンが起用され、プロモーションビデオやテレビCMなどで主人公レオンに扮して出演した。テレビCMなどでのキャッチコピーは「怒涛のムチ攻め」。鞭による多彩な攻撃アクションというのが本作の売りであった。限定版には複製原画、カレンダー、ゲーム中の楽曲を数曲収録したCDが付属している。メイン武器は鞭だけで、オーブというアイテム組み合わせによるサブウェポンもあり、経験値によるレベル制ではないことや、ステージごとに攻略していくゲーム全体の構成により、クリアに必要最低限のアイテム取得や行動のみで進む場合、探索型に比べて同じ場所の反復往来や無駄な戦闘が少なく済み、かなり短時間でクリアできる。その点で本作は探索型よりも古来のステージクリア型に近い構成となっているのが特徴といえる。ステージ構成は、雑魚敵との戦闘の比重が大きく、トラップクリアの要素は控えめなため、地形のトラップ重視の初期悪魔城アクションよりも、敵を倒しつつ進んで行くいわゆるベルトスクロール形式のアクションゲームの感覚に近い。11世紀後半、異教徒との戦いに力を注ぐ教会は騎士を強く信頼していた。そして騎士たちは神の平和を守る存在となった。そんな中、常勝とも言われる騎士団があった。レオン・ベルモンドという名の屈強な騎士の騎士団である。そしてその騎士団を支えた、教養が疎んじられる騎士社会において異彩を放つ天才戦術家マティアス・クロンクビスト。レオン、マティアスは互いに助け合い、騎士団の名を馳せていったのであった。だが、突如として凱旋中のマティアスに悲報が届く。病床にあった最愛の妻エリザベータの死であった。悲しみに沈むマティアスは病床に伏せてしまう。しばらくして、レオンにも悲劇が襲った。領地に謎の怪物たちが出現するようになったのだ。教会に怪物退治の出兵を願い出て、許可を待ち続けていたレオンだったが、突如マティアスが現れ、謎の怪物たちは「永遠の夜」と呼ばれる森に居を構えるヴァンパイアの仕業であり、そのヴァンパイアがレオンの許婚であるサラを誘拐したと告げられる。それを聞いたレオンはサラを救うため、教会からの爵位を捨て「永遠の夜」に向かったのであった。全7ステージで構成。最初に城入り口の冒頭チュートリアルをクリアし、その後5つのステージを順番は自由に選択して全てクリアすると、最終ステージ「魔天朧月宮」へと進む(下記表の選択制5ステージの順番は攻略本・サントラCDと同じ順で表記)。各ステージは最深部のボスを倒すことでクリアとなる。また「永久拷問牢獄」は強大なボスのみから成る短い自由攻略ステージである。各ステージはフロア(部屋)構成になっており、ある程度の広さのフロア同士が扉や通路でつながっている。ステージ内で連動している仕掛けもあり、全てのスイッチを作動させたり、特定のアイテムを入手するなどの条件を揃えないと進めない場所も存在する。フロアによっては出入り口が防がれ、フロア内の全ての敵を倒さなければ進めない場所もある。ステージの最深部にはボスのいるドクロマークの赤い扉がある。本作のデジタルコミックが携帯電話にて『悪魔城ドラキュラ -ラメント オブ イノセンス-』というタイトルでコナミのサイトで配信された。毎週金曜日配信、2007年2月2日 - 6月29日第1部21話、11月9日 - 2008年4月11日第2部42話。原作:秋月弓、漫画:榊田紅尾。ゲーム版のストーリーを補完する内容であり、リーザというオリジナルキャラなども登場する。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。