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クラッシャージョウ

『クラッシャージョウ』は、高千穂遙作のSF小説のシリーズ。1970年代後半から1980年代前半にかけての日本のスペースオペラを代表する小説である。挿絵は安彦良和が一貫して手がけている。1979年に漫画が、1983年に劇場用アニメーションが、1989年にOVAが作成された。舞台は2160年の宇宙空間。恒星間飛行を開発した人類は、数多くの太陽系に植民して惑星国家連合「銀河連合」を形成するまでになった。その宇宙時代に、クラッシャーと呼ばれる、惑星改造(テラフォーミング)を始め「宇宙の何でも屋」として活躍する職業集団が登場。クラッシャーは犯罪以外なら報酬次第でどんな難事でも引き受けるため、人によっては“荒事さえやるならず者”と見ることもある。シンボルマークは「流星マーク」と呼ばれる、3本の光条を引いて飛ぶ山吹色の流星。チームシンボルはこれにリーダーのイニシャルの飾り文字を組み合わせる。メンバーはクラッシュジャケットと呼ばれる共通のデザインの制服を着用している。このジャケットは個人別に上衣の色が異なり、個人識別に使用される。また防弾耐熱で簡易宇宙服にもなり、様々な隠し武器が装備されている。主人公ジョウとその仲間達はクラッシャーのチームのひとつとして様々な事件に挑む。第1巻には、カラーごとに異なる波長の熱波を放射していて、追跡に利用できるという記述があるが、その後この設定は使用されていない。1977年に第1巻がソノラマ文庫より発売され、現在はハヤカワ文庫で続刊中。2000年から2003年にかけて、当時の既刊である第1巻から第8巻・別巻1巻・2巻全てに本文修正を行い、第1巻から第7巻の表紙イラストを改訂前と同じ構図、別巻1巻は新たな構図で、安彦良和が描き直した、改訂・新装版がソノラマ文庫より発売された。なお第8巻・別巻2巻は安彦自身がイラストに不満が無いため、旧版のまま変更なしだった。2007年の朝日ソノラマの解散によるソノラマ文庫消滅後は、ハヤカワ文庫から2008年9月より安彦の表紙イラストをリニューアルし再刊。挿絵は当時のもので、新たに口絵が挿入された。安彦良和の初監督作品。企画から4年がかりで製作され、1983年3月12日に松竹富士系にて公開された。同時期に『幻魔大戦』『宇宙戦艦ヤマト 完結編』(1週遅れて3月19日公開)と公開が重なり、「1983年春のアニメ映画興行戦争」と呼ばれた。この3作品で興行成績は『幻魔大戦』がトップで、次いで『宇宙戦艦ヤマト 完結編』となり、本作は3位だった。公開時のキャッチコピーは「宇宙が熱い」だった。通常の劇場アニメはビスタサイズに対応した動画用紙を使うが、当時のサンライズの場合は通常の動画用紙の上下を切った「貧乏ビスタ」を使っていたそうである。本作も同様で、オリジナル・フィルムはまず地上波アナログTVの横縦比4:3に近いスタンダード・サイズ(横縦比が1.37:1または1.33:1)で制作され、劇場公開では上下部分をクロップ加工することで横長であるビスタ・サイズ(1.66:1程度)で上映された。なお、2013年7月に日本映画専門チャンネルHDにて放送された際には、オリジナル・フィルムに、縦黒帯を左右に付加加工するピラーボックス処理を施すことで、画質をほとんど維持されたまま16:9化された。安彦を中心に設立された作画スタジオ・九月社が本作の作画の中核を担った。九月社には安彦の信頼が厚いアニメーターが籍を置いて作画に当たり、実に全体の半分を手がけたとのことである。なお、九月社の設立は劇場用映画『機動戦士ガンダムII 哀・戦士』の作画作業に当たっていた1981年で、『巨神ゴーグ』の製作終了まで存在していた。九月社で作業をするアニメーターにはそれぞれ担当キャラクターが割り当てられ、そのキャラクターが活躍するシーンでは担当アニメーターが原画をメインで手がけるというスタイルが取られた。例えばヒロイン・アルフィンが画面を占めるシーンの原画は佐藤元が主に手がけており、佐藤は、アルフィンがキーボードを叩くシーンでは女性らしい手や指の動きを心がけて作画したことを語っている。また部分的にCGも導入されている。この際使用されたコンピュータは、佐藤元の私物の日立ベーシックマスターレベル3とのこと。アニメファンの支持を集め、「アニメージュ」が主催する第6回アニメグランプリ大賞を獲得した。なお、同誌では、公開まで佐藤元や吉永尚之ら所属スタッフの描く漫画やイラスト、そしてコメントで九月社での出来事や制作エピソードを毎号紹介していた。高千穂遥は、映像化に際してのキャスティングは原作者の意志が何よりも尊重されるべきとの意見の持ち主で、キャストは彼のイメージを重視して決定されている。小原乃梨子、納谷悟朗は「クラッシャージョウ大研究」で高千穂から指名があったとコメントしている。竹村拓は当時すでに役者を廃業していたが、以前所属していた劇団薔薇座で作成したデモテープが何故か選考に紛れ込んでおり、それを聴いた高千穂がジョウ役に抜擢した。このことが、竹村が演技の世界に復帰するきっかけとなった。サウンドトラック『クラッシャージョウ』(JBX-25012)はオリコンLPチャートで最高9位を記録した。バードやコワルスキーの設定など、原作とは一部設定が異なる。メカニックデザインもスタジオぬえの河森正治が映画用にリファイン・新設定を行った。これらのプラモデルがタカラ(現タカラトミー)と日東科学教材から発売された。巡洋艦コルドバが宇宙で回頭するシーンの作画は、デザインの細かさに、作画スタッフだった佐藤元が泣かされたという。物語の本筋には無関係だが、入国審査の対象者やディスコの客、海賊などスタッフが係わったアニメのパロディーや関係者をモデルにしたモブキャラなど、「業界ネタのお遊び」がちりばめられているのも特徴である。衣装・生き物など有名漫画家達が提供したスペシャルデザインも話題作りに一役買った。劇中でジョウらがダーティペアの映画を観賞するシーンがある。「ダーティペアの大冒険」である(「クラッシャージョウ大研究」の118ページの「野外映画館」の解説より)。この劇中映画の声優は後年のアニメとは異なり、2人のモデルとなった元スタジオぬえの女性スタッフが演じている(ケイが瑞原芽理、ユリが秋津ユリ。「クラッシャージョウ大百科」(ケイブンシャの大百科147)より)。原作者高千穂遙の意向により、完成前に急逝した当時の日本サンライズ前社長の岸本吉功も制作者としてクレジットされている。1989年2月5日にバップより発売。1989年6月5日にバップより発売。1979年に「宿命のパンドーラ二世」「復讐鬼の葬送」の2作が「マンガ少年」に掲載され、1982年に「マンガ少年」の後継誌「デュオ」別冊として出版された。漫画家細野不二彦のデビュー作で、当時所属していたスタジオぬえの社長だった高千穂の指名で描いたものである。1983年に書き下ろし「セント・ジェルミの伝説」と合わせて単行本化された。1999年に「セント・ジェルミの伝説」のエピソードをメインに漫画のコマに音響・映像処理をし、声当てをした「まんがビデオ」が発売された。収録時間は80分。2001年には原稿と「マンガ少年」掲載話を収めた文庫版が発売された。内容の加筆・修正・削除をしたため、新旧の画風が入り混じる内容になっている。1982年12月号 - 1983年4月号 講談社「コミックボンボン」連載 『クラッシャージョウ』:画 このま和歩 多摩豊によってデザインされ、1983年にツクダホビーよりボックス版にて発売された。

出典:wikipedia

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