マット・ウェイド・ステアーズ(Matthew Wade Stairs , 1968年2月27日 - )は、カナダ・ニューブランズウィック州セントジョン出身の元プロ野球選手(外野手)。右投左打。カナダ人で、カナダのオンタリオ州トロントに本拠地を置くトロント・ブルージェイズ、かつてカナダのケベック州モントリオールに本拠地を置いていたモントリオール・エクスポズ(現在は、アメリカ合衆国のワシントンD.C.に本拠地を移転しワシントン・ナショナルズとして存在している)に在籍していた経験をもつ選手のうちの一人。(ステアーズの他には、ショーン・ヒル、ロブ・デューシー、デニス・ブーシェがいる。)にカナダ代表の選手としてソウルオリンピックに出場した。にモントリオール・エクスポズと契約を結んだ。5月29日のシンシナティ・レッズ戦でメジャーデビュー。は、エクスポズで6試合に出場した。1993年シーズン途中の6月からNPB中日ドラゴンズでプレー。外野手と三塁手の兼任でクリーンナップを務めるも1年限りで退団。中日在籍時代は振るわなかったものの、当時の同僚・落合博満は「ステアーズはいずれいいバッターになる」と彼の才能を認めていた。また、ステアーズは逆に、当時の落合や今中慎二などを見て、日本人選手がいずれメジャーで活躍する日が必ず来ると確信を持っていたという。中日時代のある日、雨で試合が中断してしまい、ファンを沸かせようと、泥まみれのベースにヘッドスライディングを決めたこともあった。結局その年限りで中日を退団した。その後、エクスポス傘下に復帰した。の開幕前にボストン・レッドソックスにトレードされた。その年はAA級ニューブリテン・レッドソックスでシーズンを終えた。は、AAA級ポータケット・レッドソックスで一定の成績を残してメジャーに再び昇格する。しかし、シーズン終了後に解雇された。その後、オークランド・アスレチックスと契約し、から頭角を現した。には、38本塁打・102打点を記録した。に退団した。は、シカゴ・カブスと契約を結び、前半戦は正一塁手としてプレーした。オフに退団した。2001年オフに、ミルウォーキー・ブルワーズと契約を結んだ。は、16本塁打こそ記録したものの、打率は.244と低かった。オフに退団した。2002年オフに、ピッツバーグ・パイレーツと契約を結んだ。は、128試合に一塁手と外野手で出場した。打率は、自己ベストの.292を記録し、本塁打は20本放った。オフに退団した。2003年オフに、3年契約でカンザスシティ・ロイヤルズと契約を結んだ。6月2日のニューヨーク・ヤンキース戦の6回、左翼へ本塁打を放ち、コロラド・ロッキーズなどで活躍したラリー・ウォーカーに続き、カナダ人メジャーリーガー史上2人目となる通算200本塁打を達成した。は開幕前に、この年から開催されたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のカナダ代表に選出された。2006年7月31日にテキサス・レンジャーズへトレードされた。2006年9月15日にウェーバーでデトロイト・タイガースへ移籍した。2006年12月7日にトロント・ブルージェイズとマイナー契約を結んだ。は、第4の外野手として期待されたが、ライル・オーバーベイ、リード・ジョンソンのDL入りなどで一塁手としての出場が多かった。オフの11月2日に、ブルージェイズと2年契約を結び、契約を延長した。は開幕時には、左翼手をシャノン・スチュワートとのプラトーンで起用された。その後、フランク・トーマスが解雇されステアーズが指名打者を専任するようになった。8月28日にDFAとなった。2008年8月30日にトレードでフィラデルフィア・フィリーズに移籍した。ロサンゼルス・ドジャースとのリーグチャンピオンシップシリーズ第4戦ではジョナサン・ブロクストンから代打2点本塁打を放ち、注目を浴びた。は開幕前に、第2回WBCのカナダ代表に選出された。1月23日に、サンディエゴ・パドレスとマイナー契約を結んだ。8月21日のブルワーズ戦で通算21本目の代打本塁打を放ち、クリフ・ジョンソンの保持していたメジャー記録を更新。最終的に23本に伸ばした。2010年12月14日にワシントン・ナショナルズとマイナー契約を結んだ。は開幕メジャー入りしたが、8月1日に解雇。3日に現役引退を表明した。最後のヒットはやはり代打で登場した7月15日の試合で、代打で通算105本目(歴代16位)であった。メジャーでの通算12球団在籍は当時史上1位(2012年、オクタビオ・ドーテルが13で更新)。よりジェイミー・モイヤーと共にフィリーズの球団専属解説者を務めている。2月4日に、コーリー・コスキー、カルロス・デルガド、フェリペ・アルー、ボブ・エリオットと共にカナダ野球殿堂に入った。
出典:wikipedia
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