『ネコマジン』は、鳥山明による日本の漫画作品のシリーズ、および作品内に登場する架空の生物。ネコのような奇妙な生き物、ネコマジンが活躍するギャグ漫画シリーズ。『週刊少年ジャンプ』および『月刊少年ジャンプ』(共に集英社)にて1999年より2005年にかけて不定期掲載される。『ドラゴンボール』などのパロディが取り込まれ、『ネコマジンZ』では孫悟空やベジータ、魔人ブウ(ミスター・ブウ)が登場している。8話発表されており、それを全て収録した完全版が1巻刊行されている。完全版の装丁自体も『ドラゴンボール完全版』と似せて発行された。『最強ジャンプ』2014年7月号から再録新連載として掲載されている。『ドラゴンボール超全集』では本作の舞台は『ドラゴンボール』と同じ時代、同じ地球にある未開の世界だが、時代検証が困難なパラレルワールドだと解説されている。元々1話限りの読み切りのつもりで何話も続ける予定はなく、鳥山は本作について「掟破りでやっちゃいけないことなんだけど、どうもアイデアが浮かばず自己作品のパロディ的なことでうまくお茶を濁して終わらせようという感じだった」「『COWA!』『SAND LAND』とともに、最初の『ネコマジンがいる』は比較的楽しく描けた」、「はじめの2話のネコマジンは自分が好きで描いたものですが、ネコマジンZは頼まれて描いたもので、あまり乗り気じゃなかったかも」と述べている。世界中に100マジン(ネコマジンを数える単位は「マジン」、人間でいう「人」に値する)ぐらいいて、そのうち28マジンが確認されている。「ちょっとだけ魔法が使えるネコのようななにものか」とされている。猫の品種ごとにネコマジンがいるらしい。その生態は不明だがほとんどは田舎で呑気に明るく暮らしている。大抵は魔法といっても大したことはなく、「みけ」以外の「Z」と「ミックス」はむしろ格闘技術に優れている。「Z」は特にその傾向が強く、ウサマジンによればネコマジンの中で一番強いという。多くのネコマジンは軽い性格だが、中にはネガティブな者や静かで知的な者もいる。また、ネコマジン種全体が強い力を持っている。もともと人間より古くから地球にいた種族で、中にはその頃から生き続けている者もいるほど長命。『Vジャンプ』連載のとよたろうの漫画『ドラゴンボールヒーローズ Victory Mission』では「ネコマジンV」が登場する。大抵は魔法や格闘技術に優れていることが多い中、そのどちらでもなく『ドラゴンボールヒーローズ』を得意としている珍しいネコマジンとなっている。『週刊少年ジャンプ』2003年37-38合併号に掲載。31年ぶりにうたた寝から目覚めたネコマジンみけは、教師になった旧知の仲のコジローからもらった食べ物の礼に、教師の代役になってほしいという願いを聞く。生徒になめられているというコジローの話を聞いたネコマジンは、村を荒らす凶悪なアガリザメを倒した後、コジローに自信をつけさせるため一計を案じる。コジローに化けて生徒たちと電車ごっこに興じるネコマジンは道中、自信がつきすぎて悪人の喧嘩を買ってしまうコジローの姿を目撃する。ネコマジンは仕方なくコジローに乗り移り、悪人を退治する。以下の出典は『集英社BOOK NAVI』(集英社)内のページ。書誌情報の発売日の出典としている。
出典:wikipedia
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