ナガエツルノゲイトウ(学名:"Alternanthera philoxeroides")は、ナデシコ目・ヒユ科に分類される多年草の一種。南アメリカ原産で、世界中に外来種として定着している。南アメリカを原産地とする。アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、リビア、日本、台湾に移入分布する。高さ0.5-1.0m以上で、太さ4mmほどの茎は中空となる。葉は対生で、わずかに細かい毛のような鋸歯が確認できる。花期は4-10月で、白色の花を咲かせる。日本での最初の定着記録は、1989年の兵庫県尼崎市のものである。観賞用の水草として流通していた本種は、本州以南の千葉県、神奈川県、静岡県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、徳島県、香川県、福岡県、佐賀県、熊本県、鹿児島県、沖縄県といった広い範囲に分布が拡大している。また、アメリカでは1897年にアラバマ州で初めて確認された。在来種の植物と競争するほか、水面上にマット状に繁茂することで水流を停滞させたり、船の通行を妨げたりする。そのため、世界中で侵略的な雑草となっている。日本では外来生物法により特定外来生物に指定されている。本種の防除対策として、アメリカでは1960年代頃からアザミウマなどを利用した天敵導入が行われている。
出典:wikipedia
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