石ころぼうし(いしころぼうし)は藤子・F・不二雄の漫画『ドラえもん』に登場するひみつ道具。短編では「石ころぼうし」「災難予報機」に登場。石を模した表面を持つ半球型の帽子。これを被ると、まるで道端の石のように周りから一切認識されなくなり、自身の存在を完全に消すことができる。ぼうし内蔵の無視催眠波発生ペーストから放出される無視催眠波の影響により、他者はぼうしを被った人間の存在を認識しなくなる。声や足音、においや触れられている感覚など、本人から発する存在を感知させるものも全て認識されなくなる。更にぼうしを被った者が持っている物も認識されなくなる。ドラえもんが持っていたのは小さめのサイズのものしかなく、のび太は無理やり頭にはめるようにして被った。だが、登場する作品によっては、被っても存在は認識されている(公式設定は完全に存在を消す機能である)。他者の目の前でぼうしを被ると、他者はぼうしを被った者を「突然姿が消えた」と感じるのではなく「最初から誰もその場にいなかった」という認識になる。ぼうしを被った者が目の前で挑発的行動をすると、相手は「何故かわからないが不愉快に感じる」描写も存在する。ちなみにロボットであるドラえもんも石ころぼうしの影響を受けるため、生物以外の機械などにも効果がある。姿は消えないため透明人間になるわけではないが、結果的に似たような効果(『透明マント』とは違い、声なども認識されないため、それ以上の効果)を得られるため、姿を消して行動する必要がある場合に用いられるようになった。帽子が脱げたり破れると効果を失う(短編、大長編でもその描写がある)。また、後の短編「災難予報機」に登場した時には、帽子を被った者同士だとお互い相手の存在を認識し、会話ができるようになっている(大長編では「のび太の創世日記」が、この設定である)。
出典:wikipedia
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