『JOJO'S BIZARRE ADVENTURE OVER HEAVEN』(ジョジョズ ビザー アドベンチャー オーバー ヘヴン)は漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の小説化作品の一つ。『ジョジョの奇妙な冒険』25周年を記念して発表された小説プロジェクト『VS JOJO』の第2弾として2011年12月21日に刊行された。著者は西尾維新。原作および挿絵は荒木飛呂彦。主人公は第1部、第3部のジョースター家の宿敵で、第6部でも宿敵プッチ神父の親友として登場しているディオ(DIO)である。本書は、第6部ストーンオーシャンにて語られているディオの手記-空条承太郎が焼却した「天国に行く方法を記したノート」を、スピードワゴン財団から依頼を受けたとある研究者(本書の著者)が復元・解読したものという体裁になっている。内容は1989年のディオが19世紀のジョナサン・ジョースターとの戦いを回想しつつ、天国に行く方法を模索するというもの。時折、ジョースター一行とディオの部下との戦いの報告が記されている。また第4部や第5部に登場するディオに関係する人物についての動向も記されており、ディオの目から見たジョースター家との一世紀以上に渡る歴史が描かれている。「スタンドは1人1体のはずなのに、ディオがザ・ワールド以外に持っている茨のようなスタンドの正体」・「両手右の男の正体」・「ジョルノやリキエルといったディオの息子たちは何故生まれたか」・「ディオとエリナが助かった棺の謎」といった所に独自の答えが出されている。ホワイト・スネイクによって記憶を奪われた空条承太郎は昏睡状態に陥ってしまった。スピードワゴン財団は、承太郎を救う手がかりとして、かつて承太郎がエジプトで焼却したというディオの手記を再生させることを考える。東方仗助でも完全な復元はできなかったというノートの断片は暗号化されていたが、独自の解釈で解読された。その内容はDIOは天国に行く方法を得る可能性として高潔なる魂を持った「信頼出来る友」の必要性を感じたことから、後にその「まだ見ぬ友」に『天国に行く方法』を託すために、その生い立ちからジョナサン・ジョースターとの関わりや戦いといった100年前の述懐、エンリコ・プッチを始めとする現代の人間への考察、ジョースター家がまだ生き延びていることを知りエジプト・カイロでジョースター達との交戦を始めるまで感想などを記したものであった。
出典:wikipedia
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