葦毛湿原(いもうしつげん、Imou bog)は、愛知県豊橋市岩崎町にある湿原。愛知県指定の天然記念物(1992年2月28日指定)。別名「東海のミニ尾瀬」とも言われ、花の百名山及び新・花の百名山に選定されている。湿原の入り口は、そのまま赤岩山へつながる豊橋自然歩道の一部になっている。石巻山周辺の山域とともに、愛知県の石巻山多米県立自然公園に指定されている。一帯は、標高75mから60mくらいの小高い山の緩やかな斜面にあり、広さは、約5haである。木の遊歩道が作られており、湿原を1周することができる。湿性の植物が250種類ほど、その他にトンボやカエルその他の昆虫、動物などが見られる。尾瀬などの植物が長年にわたり堆積して、しっかりとした水量を蓄えた湿原なのとは異なり、チャートの基盤岩の上にある湿原で、岩盤から湧き出してくると思われる水が、その上を流れていくような湿原で、渇水の季節には水枯れのようになることもある。ここで見られる植物には、環境省のレッドデータブックにおいて絶滅危惧種II類に指定されているミカワバイケイソウやカザグルマ、シラタマホシクサ、トウカイコモウセンゴケ、ミミカキグサなどがある。
出典:wikipedia
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