笠間市(かさまし)は関東地方の北東部、茨城県の中部に位置する市である。古くから日本三大稲荷に数えられる笠間稲荷神社の門前町として、また笠間城の城下町として栄えてきた。最近では笠間焼の生産地として知られ、春や秋に行われる陶器市の時期には、多くの観光客で賑わう。2006年3月19日に笠間市(旧制)、旧西茨城郡(友部町、岩間町)の1市2町が新設合併し、新制の笠間市として発足した。新笠間市の市庁舎は旧笠間市より人口が多く、地理的にも中央に位置する旧友部町に本庁舎が置かれている。茨城県の中部に位置し、北西部に八溝山系が穏やかに連なる丘陵地帯で、西部には吾国山南西部には愛宕山が位置する。北西部から東南部にかけては概ね平坦な台地が広がり、中央を涸沼川が北西部から東部にかけ貫流する。合併前の笠間市(旧笠間市)のデータは右記の通りとなっている。合併後の笠間市(新笠間市)は新設合併で発足した自治体であり、これに伴って旧笠間市は廃止されている。旧制の笠間市役所本庁舎は、新制では笠間市役所笠間支所となっている。※細かい境界の変遷は省略。2002年ごろいわゆる平成の大合併に伴い旧笠間市、友部町、岩間町で合併協議会を設置。しかし、新しい市の名前について、笠間稲荷神社や笠間焼などの伝統から「笠間」の名前を残したい笠間市と新しく公募を希望する友部町との協議が決裂し笠間市が協議会より離脱する。その後友部町と岩間町で協議を進めるが、編入合併を主張する友部町と新設合併を主張する岩間町で協議が決裂し一旦白紙に戻る。2004年後半になり改めて合併協議会を設置。その結果、市の名前は笠間市、市役所は旧友部町役場(笠間、岩間は支所となる)、合併方法は新設合併とそれぞれの希望が通るような折衷案がまとまり2005年3月に合併が正式決定。翌2006年に正式に新笠間市が発足した。2006年3月19日の合併に伴い、旧友部町役場に市役所本庁舎が置かれ、旧笠間市役所と旧岩間町役場は市役所支所となった。その後、東日本大震災により笠間支所が被災し使用不可となったため、同地に仮庁舎を建てていたが、2014年3月24日に旧法務局笠間出張所跡地に庁舎を移転した。笠間市にはかつて電灯・電力供給会社があった。1910年(明治43年)に笠間電灯所が設立・開業し、1912年(明治45年)に笠間電気株式会社が設立・開業した。主な観光地は、旧笠間市に点在している。これは笠間地区が元々笠間稲荷神社の門前町として、また笠間焼の生産地として発展してきた経緯があり、古くから観光に力を入れてきたことによる。2006年(平成18年)11月17日、笠間市議会は合併の在任特例により膨らんだ議会の県内初である自主解散を全会一致で可決した。これは市民団体「笠間市をよくする会」の活動によるものである。
出典:wikipedia
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