2005年世界フィギュアスケート選手権(2005 World Figure Skating Championships)は、2005年3月14日から20日までロシアのモスクワルジニキ・スポーツ宮殿で開催されたフィギュアスケートの世界選手権。新採点方式で行われた初めての世界選手権である。男女シングルは2組に分かれ予選が行われ、予選の各組上位15人がショートプログラムに進む。ショートプログラム後、それぞれ上位24人がフリースケーティングへ進む。アイスダンスでは、オリジナルダンス後の上位24組がフリーダンスへ進む。本大会では、男子・女子・ペア・アイスダンスの4種目が行われたが、男子を除く3種目を制覇したのが開催国のロシアであった。男子では優勝候補の大本命であったエフゲニー・プルシェンコがSP終了後に怪我で棄権する中、スイスのステファン・ランビエールが優勝、スイス勢の本大会男子の優勝は実に58年ぶりのことであった。なお、女子の優勝者はロシアのイリーナ・スルツカヤであった。近年世界フィギュアスケート選手権においては、アメリカとロシアとの勢いが拮抗しているが、今大会は、ロシアがホームアドバンテージを生かしてアメリカを抑えた格好となった。しかしながらアメリカ勢は、男子は3位、女子は2位、アイスダンスも2位が最高であって、フィギュアスケート界の強豪としての実力も示した。非欧米勢に目を転じると、女子では日本勢、ペアでは中国勢の活躍が目立つ今大会であった。今大会の結果により、トリノオリンピック、及び2006年世界選手権で複数の出場枠を得た国は次の通り。
出典:wikipedia
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