LINEスタンプ制作代行サービス・LINEスタンプの作り方!

お電話でのお問い合わせ:03-6869-8600

stampfactory大百科事典

ぐりとぐら

『ぐりとぐら』は、中川李枝子(作)・山脇百合子(絵)による子供向け絵本のシリーズ。双子の野ねずみ、「ぐり」と「ぐら」を主人公とする物語。福音館書店から単行本が出版されており、2015年現在、シリーズ累計発行部数は関連書籍も合わせると2,490万部を超える。シリーズ1作目の『ぐりとぐら』は、2015年の時点では472万部発行されている。『母の友』1963年6月号に掲載した幼児向け読み物『たまご』を原型として、同年12月1日に『こどものとも』93号で『ぐりとぐら』の標題で発表した。既に『いやいやえん』で名声を確立していた中川・山脇姉妹による初めての絵本作品は評判になり、たちまちベストセラーとなった。それ以来、世代を越えて世界各国で親しまれている。1967年の英語版が最初の翻訳本である。2001年までに英語、デンマーク語、エスペラント、中国語、朝鮮語、フランス語、タイ語、オランダ語、クメール語、スペイン語の10言語に翻訳された。第一作となる『ぐりとぐら』は、二匹が見つけた大きなたまごから、大きなかすてらを作るというストーリーである。しばしば「ぐり」と「ぐら」の作るカステラが、ホットケーキと誤解される。第1作『ぐりとぐら』の執筆当時、中川李枝子が勤めていた保育園ではホットケーキが登場する『ちびくろ・さんぼ』が子供たちに人気だったことから、ホットケーキより美味しいものということでカステラを登場させた。シンプルな絵とストーリーが特徴であり、背景も細々したものは省かれている。これにより他に気をとられることなく「ぐり」と「ぐら」の行動に集中することができる。シンプルな作画はシリーズを通じて踏襲されている。2003年には、19年ぶりの本編第7作として『ぐりとぐらとすみれちゃん』が発表された。本作に登場する「すみれちゃん」は、脳腫瘍により4歳で亡くなった実在の女の子・福士すみれをモデルにしている。『朝日新聞』2000年4月19日付記事に、モデルとなった福士すみれの記事が掲載されている。二匹の野ねずみ。青い帽子と服を着用しているのが「ぐり」、赤い帽子と服を着用しているのが「ぐら」で、それ以外は外見上ほとんど見分けがつかない。第1作の『ぐりとぐら』に書かれているとおり、ぐりとぐらの好きなことは「おりょうりすること たべること」である。「ぐりとぐら」という名前は、中川李枝子が勤めていた保育園で読まれていたの絵本シリーズ『カロリーヌ(Caroline)』の1冊である『Pouf et Noiraud campeurs』の登場人物の野ねずみが歌っていた「グリッグルッグラッ」に由来する。なお『ぐりとぐら』の原型となった『たまご』では二匹の名前は「グリ」「グラ」と片仮名表記であった。体色はオレンジ色であるが、これは国立科学博物館の今泉吉典の研究室にあったオレンジ色のネズミの標本がヒントになっている。作者によれば二匹の年齢は、どちらも人間換算で保育園の年長クラスのつもりとのこと。本シリーズには、しばしば同じ作者の別シリーズの登場キャラクターが出演することがある(ただし明確に同一人物なのか、他人の空似なのか不明なものもある)。例えば第1作『ぐりとぐら』には、同じ作者の『いやいやえん』の登場キャラクターである「こぐちゃん(やまの こぐという名前の子熊)」と「おおかみ」が出演している。また、本作の「ぐり」と「ぐら」も『なぞなぞえほん』『そらいろのたね』にゲスト出演している。読者の間では『ぐりとぐら』に登場する「ぼくらのなまえは…(以下省略)」で始まる自己紹介の唄が有名である。この詩には読者によって無数の曲がつけられており、各家庭や幼稚園・保育園などの間で歌い継がれている。作者自身は単に子供に分かりやすくための表現として詩という形式を選んだだけであり、普通に読んでも節をつけて歌ってもどちらでも構わないとのこと。作者自身は、この詩に曲をつけて歌うことはしないという。ぐりとぐらが弁当を入れた大きなリュックを背負い、たんぽぽの原へ行く中で出会ったある出来事が書かれた、1964年4月号掲載『ぐりとぐらのピクニック』は絵本化されておらず、「母の友」2013年12月号に再掲載された。この号には山脇百合子が描き下ろした、表と裏2種類の屏風型「ぐりとぐら」クリスマスカード付き卓上飾りが巻末付録として付属。

出典:wikipedia

LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。