津軽海峡フェリー株式会社(つがるかいきょうフェリー)は、北海道函館市に本社を置く日本の海運会社。津軽海峡を往来する航路でフェリーを運航している。2009年11月1日、「道南自動車フェリー」より社名を変更した。1972年、東日本フェリーグループとして創立。当初は貨物フェリーで運航していたが、2000年10月の海上運送法の改正により一般旅客定期航路の許可を得て旅客航路事業も開始した。2008年12月、従来から運航していた函館 - 青森航路のほか1航路の運営を東日本フェリーより継承した(詳細は後述)。東日本フェリーの事業不振に伴うグループ内の事業再編に伴い、同社が最後まで運航していた3航路の譲渡が検討された。しかし、道南自動車フェリー(現・津軽海峡フェリー)が従来から運航する函館 - 青森航路以外の2航路(函館 - 大間航路、青森 - 室蘭航路)については航路の維持にあたり、採算性の点から地元自治体の支援措置が期待された。2008年9月8日、燃料費の高騰や利用者の伸び悩みにより同年11月末で北海道と青森を結ぶ航路から撤退する東日本フェリーの函館 - 青森航路と、2隻の船舶(びなす・びるご)を継承する計画を発表するとともに、道南自動車フェリーは東日本フェリーの親会社であるリベラホールディングスの傘下に入った。また、同じく撤退航路のうち採算性の問題などから地元自治体の支援措置が模索されていた函館 - 大間航路については同年10月14日、2009年1月から青森県と大間町が支援し1年間の暫定運航とすることで青森県と大間町、東日本フェリー、道南自動車フェリーの4者が合意した事が発表されている。2008年10月17日、同年12月以降の運航については、函館 - 青森航路の増便(継承前の2倍にあたる1日16便)と運賃改定を、函館 - 大間航路は改めて航路の新規開設を行うことが発表された。なお、同じく東日本フェリーが撤退する青森 - 室蘭航路は、地元自治体の支援が得られないため同社に継承などはされず航路廃止とすることも発表されている。2009年11月1日、東日本フェリー(船舶貸渡業を営む海運会社)・東日本シップマネージメント(船舶の保船管理、安全管理、船員管理・配乗を行う船舶管理会社)の2社を吸収合併し、同時に社名を「津軽海峡フェリー」に変更した。なお、社名となった名称は同年3月1日から、同社の運航する2航路における案内上の名称として使用されていた。なお、イルカのロゴマークは、東日本フェリーの頃からのものをそのまま引き継いでいる。"※航路承継前の歴史については、東日本フェリー#沿革も参照。"北海道新幹線開業後の観光ニーズに合わせ「ブルードルフィン」「びなす」の代替船を2016年10月と2017年2月に就航予定。"※航路継承前に東日本フェリーで運航され引退した船舶については、東日本フェリー#船舶を参照。" "260932
出典:wikipedia
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