ユニリーバ(Unilever N.V./Unilever PLC、蘭/英)は、食品、洗剤、ヘアケア、トイレタリーなど家庭用品メーカーであり、オランダとイギリスに本拠を置く多国籍企業。ダヴやリプトンなどの著名なブランド日用品を世界的に製造・販売するグローバル企業である。一般消費財メーカーとしては、プロクター・アンド・ギャンブル、ネスレにつぎ世界3位。二元上場会社であり、ロッテルダムにユニリーバNV、ロンドンにユニリーバPLCの2つの法人がある。NVはユーロネクスト・アムステルダムとニューヨーク証券取引所(ティッカーシンボル:UN)に、PLCはロンドン証券取引所とニューヨーク証券取引所(ティッカーシンボル:UL)に株式を上場している。1890年代、イギリスのウィリアム・ヘスケス・リーバ卿が始めた、石けん会社「リーバ・ブラザーズ ()」と、オランダのマーガリン会社「マーガリン・ユニ ()」が、1900年代初頭のパーム油不足を背景に、1930年経営統合(商号を「ユニリーバ」に統一し、蘭英両本社の取締役会を同一人物で構成)して発足した。近年では、選択と集中(ブランド数を絞り込んで資金の集中投下を図る戦略)を推し進めるなどブランドマネジメントに積極的に取り組んでおり、収益を堅調に伸ばしている。2007年1月にマーガリンの販売のためにダイレクトメール (DM) で20万世帯にプラスチックの柄のついた金属製の小さなナイフを送った結果、3人の子供が怪我をし、病院で治療を受け、50人の親から苦情を受けたと発表した。海外進出も積極的で現在世界180ヵ国以上に支店網を擁する。日本では、ユニリーバNVが100%出資しているユニリーバ・ジャパン株式会社(旧・日本リーバ)を拠点に事業展開しており、9割以上が化粧品主体というスタンスを取っている。それ以外の国では洗剤関連においては基本的に積極的な姿勢をとっている。アメリカ法人は、1960年代にエド・サリヴァン・ショーのスポンサーとなり、リプトン紅茶や、当時は化粧乳液配合の化粧石鹸として展開していたラックスなどのコマーシャルを放送していた。インドネシアでは、製品原料であるパームオイルの生産加工工場を稼働させている。北スマトラ州シマングン県セイ・マンケイ経済特区でパームヤシ資源の要地である。ユニリーバのロゴ (U) は、太陽、髪、ヤシの木、といった人の生活に関わる25個のアイコンからなる。☆印はユニリーバ・ジャパンで取扱されているブランド。
出典:wikipedia
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