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マスタリング

マスタリング(")とは、原盤製作においても、広義のマスタリングと狭義のマスタリングの二つの用法が存在する。原盤製作作業における狭義のマスタリングとは、量産プレスのために、プリマスタリング(後述)によって作成された内容で原盤(スタンパ)を作成する工程を指す。原盤製作作業における広義のマスタリングには、プリマスタリングとスタンパ作成の両方の行程が含まれる。原盤製作作業において一般的にマスタリングと言えばプリマスタリングのこと、もしくは広義のマスタリングを指すことが多い。通常、収録内容、収録順序の決定、内容編集などの工程がマスタリングの前に必要となる。これはプリマスタリング(pre-mastering)と呼ばれる。1980年代末以降、有名アーティストの古い作品(多くは1960 - 80年代)がリマスタリングやデジタル・リマスター(デジタル・リマスタリング)などと称して再発されている。これらは、プリマスタリング及びマスタリングをやり直した作品である。この際、リマスタリングをデジタル機器で行うことをデジタルリマスターと呼ぶ。古い音源を最新の音響技術を用いてマスタリングし直すことで、より現代的な音像で楽しむことができる(レコーディングやミキシング自体は古いため、完全に現代的になるわけではない)。単にデジタルで補正(ノイズなど)しただけものから、マルチトラックのマスターテープからオリジナルのアナログ盤に近づけたバランスで編集し直したもの(厳密に言えばリミックス)までいろいろ。録音による音楽制作においては、最終的にCDなどの形で量産されないものも多い(放送局のジングルやCM音楽など)。だが、こうした音楽制作においてもミックスダウン後の2トラックマスターの音圧や音質を調整する作業は必要である。このような作業もマスタリングと呼ばれる。元々音質・音圧調整という意味でのマスタリングは、単に全収録曲の質感や音量差を違和感なく整えるといった意味だけでなく、マスターテープの音声データをアナログ・レコード盤に起こす際に生じる音質の大きな変化を是正するための工程という目的も大きな部分を担っていた。そのため、デジタル音源はマスターテープの音質を忠実に再現出来るとして70年代後半 - 90年代前半のCD時代初期には、せいぜいレベルを合わせる程度で積極的な処理は行われていなかった。しかし、90年代も半ばを迎えるころには単純にデジタル化しただけではCDメディアの特性にマッチしておらず、アナログ・レコード時代のように最終的なメディアに適した音質に調整するべきだという認識が広まり、現在に至っている。しかしながら現在ではレコーディング・ミキシングもフルデジタル化していることもあり、楽曲単位であればミキシングの段階でCDに最適化したようなマスタリングに準ずる処理を簡単に行うことが可能になっている。よって“アナログのマスターテープをデジタル化する際にCD音源用に質感を最適化する”という意味でのマスタリングは、アナログ・レコード時代の作品のCD化や、マスターがアナログテープであった時代のCD作品をリマスター再発する場合などに限られている。そのため、現在では「マスタリングといえど積極的な音づくりを行う」、「出来る限りミキシング時の音を尊重し、マスタリングでは最低限の処理以外行わない」、「TDデータがCD規格(16Bit/44.1KHz)を大きく上回る品質(24Bit/96KHzなど)なので、CD規格の品質にコンバートした際の変質を考慮して積極的な処理を行う」またはそれらの折衷方針など、マスタリング・エンジニアやミュージシャンの意向によりマスタリングに対する姿勢や処理方針は千差万別となってきている。具体的な音質・音圧調整作業の手順は非常に複雑であり、またそれを行うエンジニアによって使用機材も手順も千変万化するが、ここではマスタリングエンジニアの葛巻善郎による作業例を示す。マスタリングの根幹の一つは音圧調整であるが、1990年代半ば以降、一聴しただけで耳に残る(即ち売れる)ようにするために音圧を限界まで上げるマスタリングが流行している。こうしたマスタリングでは音圧を稼ぐためにダイナミックレンジが犠牲となるため、生楽器を多く使う音楽では演奏者の意図が薄められてしまう弊害が指摘されている。前出の葛巻は、欧米ではこういった音圧競争も徐々に薄まってきているが、日本国内では相変わらず音圧至上主義のマスタリングが支配的であるとコメントしている。大瀧詠一は、1989年にアルバム『A LONG VACATION』初の公式リマスター盤が発売された際、次のように語っている。一例を挙げると、松任谷由実のこの時期に当たるマスターテープも同じ状態にあり、1999年にリマスタリングした際(東芝EMI時代にピンク色の帯で再発売された作品)には、特殊なオーブン(恒温槽)で磁性体を一時的に定着させ作業を行った、という記述が当時の音楽雑誌にあり、『最終リマスター』と言われている。ちなみに3Mはその時期会社内で自社製のテープを使ったアルバムに『最優秀録音アルバム賞』というものを贈る風習があり、1982年の受賞アルバムに、『PEARL PIERCE/松任谷由実』『ユートピア/松田聖子(こちらはデジタル・マスター)』があり、これらがオリジナルのマスターからデジタル化されているのかは謎である。

出典:wikipedia

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