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北海道南回り新幹線

北海道南回り新幹線(ほっかいどうみなみまわりしんかんせん)は、道南(渡島総合振興局)の長万部町を起点に胆振総合振興局の所在地室蘭市を経由し道央(石狩振興局)の札幌市に至る約180kmの新幹線基本計画線で、室蘭本線・千歳線に並行する路線である。もし開業すると、胆振・日高方面から札幌や道南への所要時間が大幅に短縮されると見られている。この区間は、当初北海道新幹線の南回りルートとして提案されたものである。北海道新幹線自体は倶知安町や小樽市など後志地方を経由する北回りルートを通ることになったが、南回りルートもそれとは別路線として高度経済成長期の1973年(昭和48年)11月15日に基本計画区間に決定された。しかし、石油危機に伴う低成長時代をむかえて計画は凍結され、建設に向けた調査なども全く行われていない。東北地方東岸と同様沿線の胆振総合振興局管内は太平洋側のため冬季の降雪量が少なく、いくつかの観光地も存在し、観光利用もある。なお、沿線の洞爺湖町では2008年7月に洞爺湖サミットが開催された。主に対道外輸送に特化する北海道新幹線に対し、北海道南回り新幹線は現段階で建設の目途はたっていないが、もし開通すれば胆振と道南・札幌間の都市間輸送や、新千歳空港からの胆振西部や道南方面などへの観光や帰省利用などが想定される。札幌 - 長万部間(室蘭本線・千歳線経由)の輸送密度は比較的高く、特急列車等による道央 - 道南の都市間輸送量は東室蘭 - 苫小牧間の断面輸送量で年間270万 - 280万人(外部リンク参照、1999年 - 2003年JR北海道調べ)となっている。ただし、現在この路線を石狩管内と長万部以南間を通して乗る旅客は倶知安経由の北海道新幹線が担うと予想されるため、同新幹線開業後は室蘭本線沿線(胆振管内)と長万部以南あるいは札幌方面間等への旅客輸送に特化するとみられている。北海道南回り新幹線沿線には、有珠山と樽前山という日本有数の活発な火山を抱える。火山の噴火が生じた場合には、降灰により長期間にわたり不通が見込まれる。2000年の有珠山噴火の際にも在来線が不通となった。このことから、リスク管理の観点で、北海道南回りのみを建設することは不適当である。降灰対策で札幌市営地下鉄南北線のようなシェルターを設置すべきという意見もあるが、2006年末頃から、北海道新幹線開業による利便性の影響をあまり受けない室蘭市・苫小牧市など沿線自治体の間で千歳線・室蘭本線にフリーゲージトレイン (FGT) を走らせ、長万部駅から北海道新幹線に直通運転させる構想が浮上している。これが実現すれば北海道新幹線と室蘭本線・千歳線が乗り換えなしで相互乗り入れできる。ただし、FGTの最高速度はフル規格新幹線に劣るため(2007年3月に完成した第二次試験車両で270km/h、一方東北・北海道新幹線は360km/hを予定)、東京までの直通運転は行えないと考えられている。

出典:wikipedia

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