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短三和音

短三和音(たんさんわおん)とは、和音の一種である。西洋音楽における、重要な和音のひとつである。ポピュラー音楽では英語名のマイナー・コードとも呼ばれる。の3音から構成される三和音である。ただし、根音をX, 第3音をY, 第5音をZとする。西洋音楽においては、長三和音と並んできわめて重要な位置を占める和音である。具体的な用法としては以下のようなものがあげられる。短三和音は、主に基本形(根音が低音)で用いられることが多い。これはポピュラー音楽では顕著である。第1転回形(第3音が低音)は基本形とは異なった独特な浮遊感を持った響きから、クラシック音楽では愛用されている。この場合、バス以外に第3音を含むと響きが厚ぼったくなってしまうため、避けるべきとされている。ただしポピュラー音楽で第1転回形(ベースが第3音)が使用される場合にはこのことはあまり気にされていないし、とくに気にする必要もない。第2転回形(第5音が低音)は響きが不安定である。このため、基本形、第1転回形のような用法ではなく、偶成和音的な用法、あるいは不安定であることを狙った用法に用いられることが大半である。最も頻繁に用いられるのは、偶成和音としての用法のひとつである、という倚和音としての用法である。そのほか、という経過和音としての用法もある。ポピュラー音楽では、ジャンルやスタイルによっては短三和音は響きが単純すぎるため、第6音、第7音を付加して、Xm6、Xm7、XmM7 などの形で使用することがある。第6音は短六度、長六度の場合があるが、これは調性などの都合に合わせてどちらにするべきか判断される。短三和音は響きが単純すぎるとするジャンルやスタイルでは、単にCmと書いた場合には、Cm6、Cm7、CmM7 のことをあらわす場合も多い。短三和音は、9th、11th、13th をテンションとして持ち、これを付加することがある。第3音を第4音と交換したXsus4もよく使用される。短三和音に第 6 音、第 7 音を付加する場合、通常ダイアトニック・スケール上にある音で、和声の機能を壊さない音が選ばれる。たとえばハ長調において、Dm では Dm6 と Dm7 とがこの条件を満たす。Em では Em7 のみがこの条件を満たす。Em においてダイアトニック・スケール上にある第 6 音は i であり Em となるが、これは C を感じさせ Em の響きを阻害するため、Em の付加音としては用いられない。Dm6 については、第 3 音と第 6 音とがトライトーンをなし、ドミナントを感じさせ、本来サブドミナントである Dm(IIm)の機能を阻害するため避けるべきであるとする理論書もある。しかし、第 6 音を付加しても Dm6 は相変わらずサブドミナントであるとする理論書もある。短調における I 度の和音は、長 6 度、短 7 度、長 7 度のいずれも付加音となり得る。上記 3 つの和音をまとめてトニック・マイナー・コードという。短三和音は長三和音のような音響的な根拠は持たない。しかし、下倍音という人工的な概念を導入すると、短三和音を長三和音と同じ方法で正当化することができる。関連:フーゴー・リーマンそれぞれの音の音程に着目してみると、短三和音はという音程から構成されていることがわかるが、これらはすべて協和音程である。音楽史的に見れば、伝統的な対位法ではこれらの音程しか許されていなかったため、必然的にこれらの音程を積み重ねた和音、すなわち、短三和音の基本形とその第1転回形が頻繁に使用されることとなり、これも短三和音が重要な和音として普及した一因であると思われる。とくに対位法において低音の完全四度が禁忌とされたことは、短三度と完全五度が最も重要な協和音程と認識されることにつながり、短三和音の普及に非常に大きな貢献をしたと考えられる。(←修正求む)

出典:wikipedia

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