電子光子相互作用(でんしこうしそうごさよう)とは、電子と光(電磁場、光子)との間に働く相互作用である。1個の電子が電磁場中にある場合を、解析力学におけるラグランジュ形式で考えることから出発する。電磁場はベクトルポテンシャルA(r, "t" ) とスカラーポテンシャル"Φ"(r, "t" ) で与えられ、"Φ"(r, "t" ) = 0 であるとする。この場合、電子にはローレンツ力が働く。よってこの系のラグランジアンは次のように表される。これをルジャンドル変換することでハミルトン形式に書き換えると、次のようなハミルトニアンが得られる。上記の古典論を量子化することで量子論に移行できる。古典論でのハミルトニアンを正準量子化すると、量子的なハミルトニアンが与えられる。またベクトルポテンシャルも量子化(第二量子化)されたものを用いれば良い。ここで"V" は電磁場が閉じ込められている箱の体積、formula_6である。またクーロンゲージよりformula_7、つまりこの電磁波は横波である。これをハミルトニアンに代入すると、となる。ここでである。光については古典論で扱い、電子については量子論で扱う方法を半古典論という。
出典:wikipedia
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