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粗忽長屋

粗忽長屋(そこつながや)は、古典落語の演目の一つ。浅草観音詣でに来た八五郎は、道端に人だかりができているのを見つける。昨晩ここで身元不明の行き倒れが出たので、役人たちが通行人に行き倒れの死体を見せて知り合いを探しているのだ。八五郎は死人の顔を見るなり、「こいつは同じ長屋の熊五郎だ。そういえば今朝こいつは体の具合が悪いと言っていた」と言い出す。役人たちは「この行き倒れが死んだのは昨晩だから、今朝会ったというお前の友達とは別人だ」と言うが、八五郎は聞く耳を持たず、「これから熊五郎本人を呼んでくる」と言い残してその場を立ち去る。急いで長屋に戻った八五郎は、熊五郎をつかまえて「浅草寺の近くでお前が死んでいたよ」と告げる。熊五郎は、「人違いだ。俺は生きている」と反論するが、八五郎に「お前は粗忽者だから自分が死んだことにも気が付かないんだ」などと言われているうちに、自分が本当に死んだのだと納得してしまう。熊五郎は自分の死体を引き取るために八五郎に付き添われて浅草観音へ向かう。浅草観音に着いた熊五郎は、死体の顔を改めて「これは間違いなく俺だ」と言う。周囲の者は呆れて「この死体がお前のわけがない」と言うが、熊五郎も八五郎も納得しない。二人が「熊五郎の死体」を抱き起こして運び去ろうとするので、役人たちが止めに入り、押し問答になる。すると熊五郎が「どうもわからなくなった」とつぶやく。「抱かれているのは確かに俺だが、抱いている俺は一体誰だろう?」5代目柳家 小さんが4代目からこの噺を教わった際、これは粗忽噺の中で一番難しいと3代目は言っていた、と聞いている。立川談志は、主観性が余りに強すぎたが為に自分自身が死亡していたか否かと言う事すらも、正しく判断できなかったのだとしている。このため、談志は「主観長屋」と称していた。ある日立川談志が「粗忽長屋」を演じて楽屋に降りてきて「どうだ、俺の「主観長屋」は!」と言った時、居合わせた志ん朝は「普通に演れないだけじゃない」と言い放った。

出典:wikipedia

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