木村 紺(きむら こん、1970年代 - )は、日本の漫画家。1997年、アフタヌーン四季賞冬のコンテストで四季賞を受賞し、デビュー。翌1998年から2006年『月刊アフタヌーン』(講談社)にて、受賞作『神戸在住』を連載。実在する神戸市の町並みや阪神・淡路大震災からの復興を描き、2002年に同作で第31回日本漫画家協会賞新人賞を受賞した。同作内における震災のエピソードは知人の体験を基に物語を描いているが、自身も阪神・淡路大震災の被災者である。2007年に『月刊アフタヌーン』で短期連載され、後に『good!アフタヌーン』に移籍し連載中の漫画作品『巨娘』では、焼き鳥チェーン店を舞台に破天荒なコメディを描いた。2008年から2011年まで、『月刊アフタヌーン』にて女子高の柔道部を題材にしたコメディタッチの作品『からん』を連載した。年齢や性別、本名などのプロフィールはほとんど公開されていない(ただし、一部で男性との表記が見られる。「四季賞」受賞時の名義は男性名)が、京都の洛東地域で多感な時期を過ごした、1970年代生まれ、などの記述は存在する。『神戸在住』は主人公の女性によるモノローグを中心にストーリーが進められていく作品で、絵にはベタ塗りやスクリーントーンを使わず、服の色なども全て横に引かれたフリーハンドの線を重ねてその濃淡だけで描き分けられていた。『巨娘』はナレーションによって話が進行し、この作品からトーン、ベタが使われるようになった。『からん』では前2作と比べ写実的な画風になっており、基本的に登場人物のやり取りを中心に話が進む形になっている。
出典:wikipedia
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