『ソニックアドベンチャー』("SONIC ADVENTURE")1998年12月23日、ドリームキャスト用ソフトとしてソニックチームの製作でセガ(後のセガゲームス)より発売されたハイスピード3Dアクションゲーム。1998年8月22日東京国際フォーラムにて、ソニックアドベンチャーの制作発表会が行われ、ソニックアドベンチャーの存在が明らかとなった。プロデューサーの中裕司が出演し、開発中のソニックアドベンチャーのデモプレイが行われ、その他にも主題歌『Open Your Heart』が生演奏された。ソニックシリーズ初の3D作品。3D作品になったことに合わせ、キャラクターに声優がつくようになり、設定・デザインが変更され、BGMも打ち込み中心からロック調のものに変わった。以降は本格的に3D作品が製作されることになる。主人公ソニックを含めた6種類のキャラクターの中から選択し、それぞれのステージの目的をクリアしていく。キャラクターごとに能力とゲームシステムが異なり、違ったゲームを楽しんでいるかの如く何度でも楽しめる、と言う点を売りにしていた。このシステムは以降の作品にも採用されている。シナリオも過去の作品の単純で爽快なものとは違い、この作品からは暗く緻密なシナリオも見られるようになる。1999年10月14日には、5ヶ国語やネットワークランキング等に対応した『ソニックアドベンチャー インターナショナル』が発売された。 2003年6月19日には、本作のリニューアル版である『ソニックアドベンチャーDX』がゲームキューブで発売された(同年12月にはWindows XP版も発売されている)。また2010年に「セガ・ドリームキャスト復刻プロジェクト」の第一弾タイトルとして、PlayStation 3(PlayStation Store)とXbox 360(Xbox Live Arcade)への移植版(GC版DXをベースにしている)がオンライン配信されている。HD出力に対応しているが、映像はピラーボックスによる4:3での表示となる。本作が発売された頃はドリームキャストなどゲームハードのスペックが大幅に向上した時期であり、表現できる幅が大きく広がることを受け、本作の開発タイミングでキャラクターデザインをクラシックソニックから現代のモダンソニックへ変更した。リファインについては気をてらうのではなく、順当な正統進化を意識し、頭身を上げたりリアルな表現の質感にしたりした。また、キャラが喋るようになったため、多様な感情表現をできるようにもした。そういった要素を生かすためのデザインということで、モダンソニックは生まれた。その結果として、新キャラクターの追加や別タイトルとのコラボレーションもしやしくなり、話自体もシリアスでハードなものにすることができるようになった。ソニックシリーズのプロデューサーである飯塚隆は、もともとソニックは、特にアメリカが一番のマーケットであり、2016年9月時点でもアメリカを意識したシナリオになっているが、本作と続編の『ソニックアドベンチャー2』は完全に日本人の感性で日本人が書いたシナリオになっている、と語っている。ある日、巨大な宝石「マスターエメラルド」が砕け、その中から液状の身体を持つ怪物が現れた。その怪物は、永い眠りから復活した古代の破壊神「カオス」だった。Dr.エッグマンはカオスを利用して街を破壊し、その跡に自らの理想の都市「エッグマンランド」を建設しようと企んでいるのだ。その企みが着々と進行する中、6人の主人公達――ソニック、テイルス、ナックルズ、エミー、E-102"γ"、そしてビッグが、各々の目的のため冒険を繰り広げる。6人のプレイヤーキャラクターのうち、誰か一人を選び、ストーリーを進めることになる。ただし、最初はソニックしか選べず、ストーリー中に別のキャラクターに出会うことでそのキャラクターが使用可能になる。また、6人のキャラクター全員をクリアすると、スーパーソニックのシナリオがプレイできるようになる。本ゲームのフィールドは「アドベンチャーフィールド」と「アクションステージ」の2種類に大別される。「アドベンチャーフィールド」での目的は情報収集や謎解きを行って「アクションステージ」への入り口を探すこと、「アクションステージ」での目的はキャラクター毎に設定された条件を満たすことである。プレイヤーは、これら2種類のステージを往復しながらストーリーを進めることとなる。以下に、キャラクターの性能や、ゲーム上の目的、物語の背景などを示す。チャオが生息している場所。3つのチャオガーデンが存在し、3つアドベンチャーフィールドのどこかに一つずつある。アクションステージで敵を倒すと、小動物が出現し、入手することができる。チャオガーデンに入ると、入手した小動物がいっせいに開放される。小動物の能力をチャオにキャップチャーさせることで、チャオの育成が可能である。チャオは、ビジュアルメモリ(GC版ではゲームボーイアドバンス及び同ハードのゲームソフト ソニックアドバンス、ソニックアドバンス2)に転送することで、ミニゲームが遊べ、これでも育てられる(配信版ではこれらの要素がなくなっている)。育成したチャオは、チャオレースに参加させられる。チャオレースで優勝すると、エンブレムが手に入る。チャオガーデンにいる間は時間が経過し、チャオガーデンから出ると時間は流れない。またGC版・PC版・配信版ではチャオの名前もつけることが可能。本作品は以下のバグが存在した。『ソニックアドベンチャーDX』(GC、Windows)に収録されたプチゲームコレクションでは、ゲームギアで発売されたソニック関連のゲーム全12本(日本未発売のものも含む)をプレイできる。Jun Senoue(瀬上純)をメインに、Keniti Tokoi(床井健一)、Tomoya Ohtani、Fumie Kumataniなどが作曲に携わっている。人気クイズ番組アタック25にて、Fish Hits!(釣りヒット時BGM)、Twinkle Circuit(トゥインクルサーキットBGM)、Goin' Down(スピードハイウェイACT2BGM)がクイズ中のBGMとして採用されていた時期がある。このゲームのテーマ曲『Open Your Heart』は「セガ スーパースターズ」や「大乱闘スマッシュブラザーズX」でも使用されている。
出典:wikipedia
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