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マカロニほうれん荘

『マカロニほうれん荘』(マカロニほうれんそう)は、鴨川つばめによるギャグ漫画作品。「週刊少年チャンピオン」(秋田書店)において1977年から1979年まで連載された。続編作品の『マカロニ2』についてもこの項目で扱う。「都内の高校に入学してきた主人公が、同じクラスに在籍して下宿も同じという2人の落第生により、学校の内外で引き起こされる様々な騒動に毎回悩まされる」というのが基本的なストーリー。2人が騒ぎを起こす際、毎回様々な着ぐるみやコスチュームに身を包み、当時人気だった特撮作品のキャラクターなどに変身したり(それらの衣装を虫干しするなど、メンテナンスの話も存在する)、またそれらに対して周りの人々も同じように別のコスチュームになって様々な手法でツッコミを行ったりするなど、現代では普通に使われる手法ではあるが、1970年代としては画期的な過剰なまでのファッションショー的演出が特徴である。基本的には「ほうれん荘」と、その周りを取り巻く人々の日常生活を中心に描いているが、たたみかけるような不条理ギャグの中には、連載当時の歌やCM、特撮を中心としたサブカルチャーなど、当時の世相を反映したネタも数多くあり、シンデレラなどをモチーフにしたミュージカル的な話や刑事ドラマ仕立ての話、更には第二次世界大戦中の世界を舞台にした1話読み切りの話など、ストーリーがバラエティーに富んでいる。特に戦争物に登場する兵器の考証は、同時期の他のシリアス戦争漫画に勝るマニアックさであり、馬之介初登場の回では戦争劇画で有名な小林源文のデビュー作『クリストローゼ』のパロディまである。これらのネタ風は本作が初であり、新しいギャグ漫画として衝撃を与えた。少年チャンピオン掲載当初は、担当の阿久津邦彦以外、他の編集部員は全員連載に反対していた。編集長の壁村耐三も、「お前のマンガはオレにはわからん」と言っていた。読み切りが好評を博して連載・人気作品となる例は多いが、当作にも原型となった、『呪われた夜』という読み切り作品が存在する(週刊少年チャンピオン1977年4月15日増刊号掲載)。ストーリーは実在の団体・事件であった新撰組の討ち入りをギャグ漫画にしたもの。ギャグの内容も『マカロニ』と比べ一歩おとなしいが、それでも当時の他のギャグ漫画と比べると、絵・話ともに斬新な作風であった。その他の『マカロニ』との違いは主に以下の通り。当時の「チャンピオン」は増刊号として、『マカロニ』とその他の作品一本(カップリングは『ドラネコロック』や『らんぽう』など)の総集編を時々発行していたが、その巻頭では鴨川が通常の連載(週刊の『マカロニ』と月刊の『ドラネコ』)に加え、オール16ページ4色カラーと言う、今考えても豪華な描き下ろしを発表していた。一本目の「逮捕して下さいませ!!」は刑事ドラマのパロディだったが、二本目の「巨大なる戦場!!」からは鴨川お得意の戦争もののパロディとなった。後期からは両作のキャラクターがスター・システム的に敵味方入り乱れてキャストされた番外編となった。絵・話・人気とも、鴨川漫画の完成度がピークだった頃を代表する作品となっている。少年チャンピオンコミックスには全話収録されている。単行本は全9巻が30以上の重版が行われ刊行され続けている。連載時には増刊号での掲載もあったため、単行本はいずれの版でも連載時の話数・時系列がバラバラに収録されている。また、連載末期の話5本は未収録となっている。これは、著者自身ものちに書籍「消えたマンガ家」などで語っているが、原稿を仕上げる気力が失われ、きわめて雑な絵柄、マジックインキで書きなぐった背景など、その質に問題があるためではないかと考えられている。他に豪華版全3巻と文庫版全3巻があるが、作者自身による傑作選とのことでダイジェスト版的な内容となっており、収録されていない話が多い。鴨川のトラブルを象徴する出来事として「消えたマンガ家」のインタビューでは、辞めさせて欲しいと編集部と喧嘩になり、やむを得ず二週間休載したという言及がある。これはチャンピオン・コミックスでは6巻の部分にあたり、「愛のカクテルコーヒー!!」のラスト一段にコマが無くカットでごまかしているのは、当時「過労で胃腸をこわして(もちろん前述通り仮病である)二週間休載」という告知、続く「愛と微笑の世界!!」の冒頭できんどーさんが「しばらくぶりだったわね。元気?」と意味深な台詞を語っているのは、休載を受けての演出である。またこの「愛と微笑の世界!!」を境目に、絵も話も、読者に受け入れにくい変化が始まっていく。1980年には、続編となる『マカロニ2』の連載が同じ「週刊少年チャンピオン」誌上で始まるが、約3ヶ月で連載は終了し、単行本全1巻が刊行されている。更に後、「週刊少年キング」(少年画報社)誌上で連載していた『AAO(エイエイオー)』の途中で、女子から送られてきたファンレターの内容に突如発奮した作者は、それまでのキャラクターを放棄し、いきなり本作のキャラクターを使った続編を、AAOのタイトルそのままで開始した。しかし結局かつての輝きを取り戻せぬままこちらの連載も終了し、単行本化されていないためにこの事はあまり知られていない。また1980年代後半の『少年探偵そうじ君』、1994年の四コマ『楽しい廻し蹴り』にも本作のキャラが登場した。1995年には3DO、Win95、Macでテレビゲーム化されている。連載直後から何度かテレビアニメ化の噂も出たものの、実現はしていない。連載中の1978年に、TBSラジオの「夜はともだち」内の「ラジオ劇画」にてチャンピオン連載作品を次々にラジオドラマ化、本作もその一つとなっており、テアトル・エコー所属の声優により声があてられている。2011年2月19日、テレビ朝日で放送された『マンガみたいな!!ミラクル映像博覧会』での、コーナー紹介のイラストに当作品のキャラクターたちの原画が使われている。2014年11月28日、初めての電子書籍化。但し連載終了後に刊行された豪華版が元である。1巻と2巻には未公表のカラーイラスト、3巻には単行本未収録のエピソード(全4話分)の内の1話が収録された。主人公の沖田そうじは、都内の高校「ピーマン学園」に入学した1年生。その入学式の日、校庭で同学園のOBらしき2人組を目撃する。式が終了して教室に入ると、なぜかさっきの2人組が教室の中にいた。実は2人は同学園の究極の落ちこぼれ、落第生として学園内で知らない者はいない金藤日陽と膝方歳三であった。「あんな人たちと同じクラスだなんて…」と落ち込みながらも、そうじは学校終了後、下宿先となるアパート「菠薐荘」(ほうれん荘、設定上の所在地は「杉並区井草」方面)へと向かう。そこで管理人の娘である姫野かおりから、このアパートに住んでいる"変な2人"の存在を教えられ、「絶対に関わらないように」という注意を受ける。そして2人で部屋へと向かうと、その部屋の中に勝手に入っていたのは何とその"変な2人"だった。こうして、沖田そうじと落第生2人組による奇妙な同居及び学園生活は幕を開ける。各キャラクターの常套句の引用元として、秋田書店刊 少年チャンピオン・コミックスの初出ページを()書きで示す。1978年にTBSラジオの「夜はともだち」内「ラジオ劇画」コーナーにて放送。この枠のキャスティングは全てテアトル・エコーが担当していた。

出典:wikipedia

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